【2024年最新】おすすめの会計ソフト14選徹底比較|失敗しない選び方とソフトの特徴
会計業務を効率化するために、利便性の高い会計ソフトを導入する企業が増えています。一方で、提供されている会計ソフトの種類は多く、どのソフトを選べば良いのか迷ってしまう方も多いでしょう。本記事では、失敗しない会計ソフトの選び方を解説するとともに、おすすめの製品も紹介します。
目次
会計ソフトとは?
会計ソフトとは、企業における会計処理を記録し、経理業務を効率化するツールのことです。記帳や仕訳、試算表、決算書類の作成といった一連の経理業務を自動化します。
個人事業主を対象としたものから、法人向けのものまでさまざまな種類があるため、自社の規模や利用目的に合わせた会計ソフトを選択することが大切です。
会計ソフトのメリット
会計ソフトを導入することで、業務効率化や人的ミスの防止、コスト削減といったメリットが期待できます。以下で詳しく見ていきましょう。
会計業務を効率化できる
会計ソフトでは、AIが自動で仕訳を行います。さらに、試算表や総勘定元帳、損益計算書や貸借対照表といった会計書類の作成も自動化することが可能です。記帳や仕訳、決算書類の作成などが効率化されれば、会計業務の時間を大幅に削減することができ、他の業務に集中できるようになるでしょう。
人的ミスを防止できる
日々の取引の帳簿付けや帳簿の作成、転記などを手作業で行うと、ミスが発生しやすくなります。その点、会計ソフトではデータを自動で入力・計算できるため、人的ミスの防止につながるのです。これにより、経理の帳尻が合わないといったことがなくなり、決算書の正確性も向上します。
コストを削減できる
会計ソフトは簿記に関する知識がなくても使用できます。これにより外部の専門家に会計業務を依頼する必要がなくなり、コストを削減することが可能です。また、さまざまな作業が自動化されることで、人件費の削減にもつながります。
会計ソフトの種類
会計ソフトの提供形態には、クラウド型とインストール型の2つがあります。ここでは、それぞれの特徴について解説します。
クラウド型会計ソフト
クラウド型会計ソフトは、インターネット経由で使用するタイプの会計ソフトです。クラウド上にデータが保存され、パソコンだけでなくスマートフォンやタブレットからでもアクセスできます。ベンダー側がシステムを適時更新するため、法改正などによるアップデートにも即座に対応可能です。
基本的に月額料金を支払うことで利用でき、初期費用なしで導入できるソフトも多く展開されています。さまざまなプランが用意されているものも多く、事業規模や必要な機能に合わせて利用できるのもポイントです。
一方で、インターネット環境によって作業効率が左右される点には注意が必要です。また、カスタマイズ性という点では若干劣るため、業種特有の処理や複雑な管理がある場合には向かないこともあります。
▷おすすめのクラウド会計ソフト12選|料金や特徴を徹底比較!
インストール型会計ソフト
インストール型会計ソフトは、一度パッケージ版のソフトを購入し、パソコンにダウンロードして利用する会計ソフトです。そのため、インターネット環境がなくても利用できます。
高度で専門的な会計処理にも対応しており、高機能なソフトが多く展開されているのも特徴のひとつです。初期費用はかかりますが、一度購入すれば月額料金などのランニングコストは発生しません。
ただし、法改正などによってシステムのバージョンアップが発生した場合、追加費用や手作業によるシステム変更を行う必要があります。また、特定のデバイスにインストールして利用するため、それ以外のデバイスでは利用できない点はデメリットと言えるでしょう。
▷インストール型の会計ソフトおすすめ6選!メリット・デメリットやクラウド型との違い
会計ソフトを比較する際のポイント
クラウド型・インストール型ともにさまざまな会計ソフトが展開されており、どのソフトを選ぶべきか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。ここからは、会計ソフトを比較する際のポイントを紹介します。
個人事業主向けか法人向けか
会計ソフトには個人事業主向け・法人向けに分けたプランで提供しているものが多くあります。個人事業主向けの会計ソフトは、機能がシンプルで使いやすいものが多く提供されています。
一方、法人向けの会計ソフトは、決算や税務申告に必要な機能が充実しているのが特徴です。一口に会計ソフトといっても、個人事業主と法人では必要な機能は大きく異なるため、自社の規模に合ったものを選択しましょう。
▷個人事業主におすすめの会計ソフト12選徹底比較!確定申告・青色申告に便利な選び方
クラウド型かインストール型か
自社に適した提供形態の会計ソフトを選びましょう。クラウド型・インストール型それぞれにメリット・デメリットがあるため、優先したいポイントに合わせて選ぶのがおすすめです。
基本的な会計業務で十分な場合や専門知識がなくても簡単に操作できる方が良い場合は、クラウド型を選ぶと良いでしょう。
中規模以上の法人など、複雑な会計業務も行う必要がある場合はインストール型を選ぶことをおすすめします。
自社に適した料金体系か
会計ソフトの料金体系の多くは、小規模事業者向け・中小企業向け・大企業向けで分けられています。それぞれ利用できる人数や機能が異なるため、自社に適したものを選ぶようにしましょう。
自社に必要な機能が搭載されているか
自社に必要な機能が搭載されているかも重要なポイントです。会計ソフトに何を求めるのか、どのような処理を効率化したいのかによって選ぶべき製品は異なります。
例えば、記帳やレポート作成を効率化したい場合は、入力サポート機能がある会計ソフトがおすすめです。また、自社の経営状態を的確に把握したい場合は、経営分析機能が搭載されたものを選ぶ必要があります。
会計ソフトを導入する目的を明確にし、必要な機能が搭載された会計ソフトを選びましょう。
操作性はよいか
操作性の高い会計ソフトを選ぶことも重要です。特に会計の実務経験がなく、簿記や会計の知識に乏しい方が使う場合は、シンプルなユーザーインターフェースで直感的に使用できる会計ソフトを選ぶことをおすすめします。
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他アプリとの連携はできるか
他アプリとの連携ができるかどうかについても確認する必要があります。金融機関や外部の決済サービスと連携できるものであれば、決済情報から自動で仕訳を行えるため、帳簿作業の効率化が可能です。
対応している端末やOSの種類
対応端末についてもチェックしましょう。会計ソフトにはパソコンからだけではなく、スマートフォンやタブレットからも操作できるものも多く展開されています。
また、現在使用しているOSに対応できるかどうかについても注意が必要です。クラウド型はWindowsとmacOS両方に対応しているものが多くありますが、インストール型の一部の製品はWindowsのみにしか対応していない場合があります。
サポート内容は充実しているか
サポートの内容についての確認も忘れてはいけません。導入時だけではなく、導入後の操作や経理業務についてしっかりサポートしてくれるかどうかは重要な要素です。また、問い合わせに対するレスポンスの早さについても確認すると良いでしょう。
会計ソフトによっては税理士や専門知識のあるスタッフによるサポートが付いているものもあります。会計業務を円滑に進めるために、どのようなアフターサポートが付いているか確認しましょう。
無料トライアル期間はあるか
クラウド型の会計ソフトには、無料プランやトライアル期間が設けられているものがあります。有料プランと比べて機能やサポートに制限は付きますが、使い勝手を一度試してから本格的な導入を検討したい方におすすめです。
▷無料で使えるおすすめの会計ソフト12選|主な機能や比較ポイント
法改正に対応できるか
会計業務では、法律に基づいて業務を行わなくてはならないものが多くあります。法令が変更されるたびに自社で設定しなければならないとなると、担当者の負担が増大してしまうため、法改正に対応している会計ソフトを選ぶようにしましょう。
また、法改正の対応方法は会計ソフトによって異なります。無償で対応してくれるのか、または有償になるのかなど、詳しい対応方法についても確認しておくと安心です。
【クラウド型・インストール型】おすすめの会計ソフト14選
ここからは、おすすめの会計ソフトを紹介します。特徴や料金を比較し、自社に最適な会計ソフトを選びましょう。
おすすめのクラウド型会計ソフト
まずはじめに、クラウド型の会計ソフトを紹介していきます。
マネーフォワードクラウド会計
マネーフォワードクラウド会計は、日々の経理業務の効率化を実現する会計ソフトです。決算書や売上レポートを自動で作成し、経営状況を可視化することもできます。
AIがビッグデータを元に勘定項目を提案するため、使用するほど自動入力・自動仕訳の精度が上がり、会計作業が楽に行えるでしょう。Windows・Macの両方で使用できるほか、スマートフォンやタブレットからも使用できるマルチデバイスに対応しています。
提供元 | 株式会社マネーフォワード |
初期費用 |
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料金プラン | ■月額プラン
■年額プラン
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機能・特徴 | 請求書作成、経費精算、給与計算、勤怠管理、マイナンバー管理、レポート共有機能、決算書自動作成機能、軽減税率対応など |
URL | 公式サイト |
\資料請求は完全無料!/
マネーフォワードクラウド会計の資料請求はこちら>>クラウド会計ソフト freee会計
クラウド会計ソフトfreee会計は、会計にまつわる業務を一元化し、効率的に進められる会計ソフトです。個人向け・法人向け両方に対応しており、企業の状況に応じたプランが提供されています。
領収書や請求書などのインポートもでき、解析機能を用いた自動仕訳も可能です。また、Salesforceやkintoneをはじめとする外部ツールとも連携できるため、情報管理の質の向上にもつながるでしょう。
提供元 | フリー株式会社 |
初期費用 |
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料金プラン | ■新設法人・小規模法人向け
※従量課金代別途 ■中堅・大企業向け
■エンタープライズ企業向け:
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導入実績 | 有料課金ユーザー企業数54万(※2024年3月末時点) |
機能・特徴 | 法改正に完全対応、自動入力・自動仕訳、決算書作成はボタン1つ、レポート自動作成、強固で柔軟な認証機能、金融機関同等のチェック、堅牢なバックアップ管理など |
URL | 公式サイト |
弥生会計オンライン
弥生会計オンラインは、簿記の知識がない人でも簡単に扱える会計ソフトです。日々の取引データを自動で取得・仕訳し、紙のレシートや領収書はスマートフォンやスキャンで読み込むことができます。
登録取引から自動で決算書を作成できるのもポイントです。決算時期の疑問点はカスタマーセンターに相談できるほか、無料で税理士や会計事務所の紹介も行っています。
無料トライアル期間が長く設定されており、期間内はすべての機能が無料で使えるため、使い勝手を試してから導入を検討したい方にもおすすめです。
提供元 | 弥生株式会社 |
初期費用 | 無料 |
料金プラン |
※4名以上は従量課金制 |
導入実績 | 経営状況の見える化 |
機能・特徴 | 決算書の作成、仕訳・記帳の自動化、経営状況の見える化、税理士・会計事務所連携、金融機関連携、POSレジ連携、スマホアプリなど |
URL | 公式サイト |
かんたんクラウド会計
かんたんクラウド会計は、幅広い業種に対応できる会計ソフトです。3人まで同時利用が可能で、会計事務所ともリアルタイムで同じデータを共有できます。
「かんたん入力」機能によって5ステップで入力が完了するため、会計・簿記に関する知識がなくてもスムーズに進められるでしょう。また、入力情報だけではなく、銀行やクレジットカードの取引明細も自動で取込・仕訳でき、会計業務の効率化が実現できます。
提供元 | 株式会社ミロク情報サービス |
初期費用 | 無料 |
料金プラン | ■月額プラン
■年額プラン |
導入実績 | 56万社 |
機能・特徴 | 銀行明細やクレジットカードの利用明細は自動で取込、初めてでもわかりやすい「かんたん入力」、会計事務所と同じデータを共有、電子帳簿保存法に対応など |
URL | 公式サイト |
勘定奉行クラウド
勘定奉行クラウドは、業務精度・生産性を向上させられる会計ソフトです。金融機関の取引明細データとの連携が可能で、さらに領収書やExcelからの学習により伝票起票を自動化できます。また、振替伝票形式での入力もできるので、手入力での取引入力も簡単です。
「専門家ライセンス」が1ライセンス無償で付属されており、税理士などにリアルタイムで会計データを共有できます。さらに、24時間365日の運用監視やデータの暗号化など、セキュリティ対策も万全です。
提供元 | 株式会社オービックビジネスコンサルタント |
初期費用 | ■小規模企業向け
■中小企業向け
■中堅・成長企業向け
■グループ企業向け
■グローバル企業向け
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料金プラン | ■小規模企業向け
■中小企業向け
■中堅・成長企業向け
■グループ企業向け
■グローバル企業向け
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導入実績 | 累計80万 |
機能・特徴 | 取引入力・自動起票、会計帳票・分析帳票・管理会計帳票、決算・消費税申告/納税、API&CSV連携、拡張オプション、奉行製品連携など |
URL | 公式サイト |
クラウド発展会計
クラウド発展会計は、経営判断・経営管理に役立つ機能が充実した会計ソフトです。財務数値・科目残高・仕訳・消費税それぞれの異常値をチェックする監査レポート機能が備わっています。
予算達成度分析レポートを作成できるため、経営状況を把握しやすいのも特徴です。また、経営者が確認すべき項目をまとめた経営者チェックポイント機能によって、スピーディーな経営判断を可能にします。
提供元 | 日本ビズアップ株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
導入実績 | 全国1,400件の会計事務所 |
機能・特徴 | 一括コピー機能、分散入力機能、入力効率化機能、支払い管理機能、伝票承認機能、自動監査システム、同時閲覧機能、経費推移表など |
URL | 公式サイト |
円簿会計
クラウド円簿は、すべての機能が無料で使える会計ソフトです。中小零細企業の総務・経理・経営者、個人事業主、これから独立・企業を考えている方などに適しています。
経理初心者でも分かりやすい画面構成になっており、簿記の知識がなくても利用可能です。さらに、助成金情報を周知するためのポータルサイトや、経理事務・確定申告マニュアルの提供もあるため、経理業務への理解も深められます。
提供元 | 株式会社円簿インターネットサービス |
初期費用 | 無料 |
料金プラン | 無料 |
機能・特徴 | 仕訳帳、出納帳、合計残高試算表、総勘定元帳、補助元帳、年次決算、決算報告書、年次繰越、データは2重に保管など |
URL | 公式サイト |
ジョブカン会計
ジョブカン会計は、デスクトップ版のような操作性の高さが魅力のクラウド型会計ソフトです。データを入力するだけで売掛帳や現金出納帳、各種元帳や仕訳日記帳など企業会計に必要な帳簿がすべて揃います。
レポート・集計機能も充実しているため、スピーディーな経営判断が可能です。また、金融機関の利用明細から自動でデータの取込・仕訳を行うなど、外部ツールとの連携機能も充実しています。
提供元 | 株式会社DONUTS |
初期費用 | 無料 |
料金プラン | ■中・小規模の企業
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導入実績 | シリーズ累計25万社 |
機能・特徴 | 対応帳簿、仕訳・記帳、レポート・集計、各種連携、決算書作成、税率対応、権限管理・承認機能、履歴管理機能、内部統制機能など |
URL | 公式サイト |
おすすめのインストール型会計ソフト
ここでは、インストール型の会計ソフトを紹介します。
弥生会計
弥生会計は、会計業務をスムーズにできるインストール型の会計ソフトです。質問形式の設定画面で簡単に初期設定ができ、すぐに使い始められます。仕訳に悩んだときは「仕訳アドバイザー」で該当する事例をすばやく調べることが可能です。
5期比較財務諸表・損益分岐点分析・比率分析・ABC分析といった経営分析機能も充実しています。さらに、マイポータルのデータ共有サービス機能により、会計事務所とのデータのシームレスなやりとりが可能です。
提供元 | 弥生株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | ■弥生会計 24 スタンダード+クラウド
■弥生会計 24 プロフェッショナル+クラウド
■弥生会計 24 プロフェッショナル 2ユーザー+クラウド
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機能・特徴 | クイックナビゲータ、電子帳簿保存の設定、部門設定、科目設定、科目残高設定、取引入力、仕訳アドバイザー、スマート取引取込、集計など |
URL | 公式サイト |
わくわく財務会計9
わくわく財務会計9は、Web感覚で使える画面と操作性の高さが特徴の会計ソフトです。よく使う科目や連想科目などを表示するヘルパー機能により、効率的に入力作業を進められます。
自動集計で決算書や消費税申告書の作成ができるほか、売上推移の変動の傾向や財務構成など、経営状況をグラフ化して表示する経営ツールも充実しています。
提供元 | 株式会社コラボ |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン |
※追加ライセンス代は別途 |
機能・特徴 | 取引入力、自動で転記・集計、決算書や消費税申告書も自動集計、固定資産管理、経営状況をグラフ化など |
URL | 公式サイト |
勘定奉行11
勘定奉行11は、経理業務初心者からプロまで幅広い方が使える操作性と機能性の高さを兼ね備えた会計ソフトです。経理業務の負担を軽減する機能と経営状況の可視化を支援する機能が充実しています。
伝票予約やデータ取込によって仕訳を自動起票でき、入力作業の効率化が可能です。また、各会計帳票から仕訳帳票までドリルダウンできるため、チェックや修正対応も効率的に進められます。
提供元 | 株式会社オービックビジネスコンサルタント |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | ■スタンドアロン:25万円~ ■NETWORK Edition
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導入実績 | 累計導入実績80万 |
機能・特徴 | 仕訳入力・自動起票、帳票出力・会計レポート作成、決算処理、ドリルダウン機能、自社独自の会計帳票作成、帳票の自動作成・共有など |
URL | 公式サイト |
会計王
会計王は、個人事業主や中小企業向けの会計ソフトです。業種別によく使われる標準的な科目を自動設定したテンプレートが充実しています。
ToDo順に並んだ基本画面により、業務の優先順位が分かりやすいのもポイントです。青色申告・白色申告両方に対応しており、やることナビに沿って進めればミスなく申告書の作成が行えます。
提供元 | ソリマチ株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 44,000円(税込) |
機能・特徴 | 業種別テンプレート、他社製品データ取込み、多彩な入力方式、高機能な仕訳検索、貸借対照表、損益計算書、減価償却資産リスト、決算書の自動作成など |
URL | 公式サイト |
MJSかんたん!会計
MJSかんたん!会計は、小規模法人・個人事業者向けのシンプルな会計ソフトです。科目を選んで金額を入力するだけの簡単な操作で、初心者でも記帳作業が行えます。
金融機関の取引明細を自動で取り込み、勘定科目などの補足情報を付け加えるだけでそのまま仕訳として登録することが可能です。また、同様の取引パターンを自動で学習するので、使うほど入力作業が楽になるでしょう。
提供元 | 株式会社ミロク情報サービス |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 27,500円(税込) |
機能・特徴 | 入力帳簿・伝票、科目の入力、らくらく仕訳ウィザード、摘要辞書、伝票辞書、決算書、減価償却 経費按分、残高試算表、元帳、仕訳帳など |
URL | 公式サイト |
ジョブカンDesktop 会計 23
ジョブカンDesktop会計23は、初心者でも簡単に法人の会計業務が行える会計ソフトです。自動案内に沿って初期設定を進められ、迷わず使い始められます。
登録されている取引内容を選ぶだけで簡単に入力できるほか、金融機関連携サービスにより銀行やクレジットカードの取引明細から仕訳の作成が可能です。また、保管義務のある帳簿を1度の作業でまとめて1年分印刷できる機能も備わっています。
提供元 | 株式会社ジョブカン会計 |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン |
※継続更新料は別途 |
機能・特徴 | かんたんスタート、かんたん取引帳、かんたん検索、かんたん印刷、ライブラリ、前年度参照機能、金融機関連携サービス、決算書の作成など |
URL | 公式サイト |
会計ソフトを導入する際の注意点
最後に、会計ソフトを導入する際の注意点について見ていきましょう。
管理を徹底しないとデータを消失するリスクがある
会計ソフトには、データが消失してしまうリスクがあります。一般的に、会計ソフトにはバックアップ機能が備わっていますが、管理しているハードウェアそのものが破損した場合、バックアップデータも消失しかねません。したがって、バックアップデータは元データと異なる場所で管理するようにしましょう。
また、誤ってデータを削除してしまうなど、人的ミスによるデータ消失のおそれもあります。そのため、バックアップデータは複数保管するといいでしょう。さらに、データ漏洩や改ざんを防ぐためには、セキュリティ対策も講じる必要があります。
使い勝手が良くないと業務効率化が望めない
会計ソフトを導入する際は、担当者のスキルに合わせて、使いやすいシステムを導入することが大切です。従業員にとって使い勝手の悪い会計ソフトだと、導入しても業務効率化が望めません。
事前に担当者にヒアリングを行い、自社に合った適切な会計ソフトを選ぶようにしましょう。また、無料トライアルなどで使い勝手を確かめてから本格導入するのもおすすめです。
ソフトによってはインターネット環境が必須となる
クラウド型の会計ソフトは、インターネット環境が必須となります。ネットワーク障害が起きた場合、その間は会計ソフトが使用できなくなるため、現場の混乱を招くおそれがあるでしょう。
クラウド型の会計ソフトを使用する場合は、安定したインターネット環境を整えることが重要です。
▷会計ソフトにかかる費用相場|種類別の費用・税理士に依頼する費用との比較
会計ソフトを導入して会計業務を効率化していこう
会計ソフトを導入すれば、会計業務の効率化ができます。簿記の知識がなくても簡単に帳簿作業が進められるため、会計業務にかける時間を減らしたい方におすすめです。会計ソフトにはクラウド型とインストール型の2種類があり、互いにメリット・デメリットがあります。それぞれの特徴や操作性などを比較・検討し、最適な会計ソフトを選ぶようにしましょう。
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