プログラミングにおすすめのクラウドソーシングサイト6選!メリット・デメリット
フリーランスや副業に便利な、クラウドソーシング。働き方の多様化や案件の豊富さから普及がすすんでいますが、特にプログラミング案件に注目が集まっています。本記事では、プログラミングにおすすめのクラウドソーシングサイト6選を、メリット・デメリットとあわせて紹介します。
目次
クラウドソーシングとは?
クラウドソーシングとは、インターネットを介して行う業務委託形式の仕事です。請負先をインターネット上で募集するため、さまざまな人に対して呼びかけることができます。
クラウドソーシングのおもな利用者には、フリーランスや副業ワーカーが挙げられます。在宅でできる業務が多く、プログラミングやライティング、翻訳、動画・画像編集といった案件が一例です。また、アンケートなどの簡単なタスクの募集もかかっているので、隙間時間で収入を得たい方にも適しているでしょう。
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クラウドソーシングでプログラミングの案件を獲得するメリット
クラウドソーシングでは、プログラミング案件が多く掲載されています。では、クラウドソーシングでプログラミング案件を獲得するとどのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、クラウドソーシングでプログラミング案件を獲得するメリットについて解説します。
プログラミングスキルがあれば案件を受けられる
クラウドソーシングを利用する企業は、専門スキルを持つ人材を求めているため、即戦力になるレベルのプログラミングスキルがあれば案件の受注が可能です。
また、ポートフォリオなどでスキルレベルを具体的に提示できれば、企業の判断材料となるでしょう。基礎的なスキルはもちろん、クライアントの要望に応えられるような応用スキルも身につけておくのが理想です。
実績を積めば企業から依頼が来るケースがある
クラウドソーシングサイトの利用開始直後は営業活動が必要ですが、実績を積むと企業から直接依頼が来ることもあります。また、一度取引のあった企業からの再依頼や、実績が評価されて長期的な継続案件の依頼がくることもあるでしょう。
自ら案件を探す必要がなくなるため、業務に割ける時間が増えてより効率的に働けるようになるでしょう。
クラウドソーシングでプログラミング案件を獲得するデメリット
クラウドソーシングでプログラミング案件を獲得したい場合、デメリットを知っておく必要があります。
クラウドソーシングならではのデメリットも多いので、プログラミング案件を探す前に把握しておきましょう。
下流工程が多く案件単価が低い傾向にある
クラウドソーシングサイトに掲載されているプログラミング案件は、実務経験がなくても対応できる下流工程がほとんどです。案件の単価は業務の難易度と比例するため、クラウドソーシングでよくあるプログラミング案件は、単価が低い傾向にあります。
中には、高い業務スキルが求められる高単価の案件もありますが、応募が集中しやいため、契約まで至るのは難しいでしょう。最初から単価の高い案件を求める方にとって、クラウドソーシングは不向きといえます。
継続依頼のプログラミング案件が少なく安定しない
クラウドソーシングにおける継続依頼のプログラミング案件は少なく、多くは単発案件です。業務が終了したらまた案件を探す必要があり、プログラミングのみで収入を安定させるのは難しいといえます。
特に、実績やスキルのないうちは継続依頼の案件を獲得するのは難しく、仕事の紹介といった業界のコネクションも期待できません。応募したからといって必ずしも受注できるとは限らない点も、収入が安定しない理由です。
実務未経験の場合は稼ぐのが難しい
クラウドソーシングでは、プログラマーに即戦力を求める傾向があります。実務をこなしていないと対応できない案件も多く、実務未経験者は稼ぎにくいのが実情です。案件に応募したい場合は、業務をこなせるだけのスキルを持っていることを提示する必要があります。
また、未経験者でもこなせる案件は単価が低く、かかった労力に対する報酬が見合わないケースも多いでしょう。実績で評価される節もあることから、プログラミング実務未経験者は稼ぐのが難しいといえます。
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プログラミングにおすすめのクラウドソーシングサイト6選
ここでは、プログラミング案件を獲得するのにおすすめなクラウドソーシングサイトを6つ紹介します。クラウドソーシングの初心者はもちろん、プログラミングの実績に自信のない人でも利用可能なサービスばかりです。
1.クラウドワークス
クラウドワークスは全国78万社の企業、480万人のユーザーが利用するクラウドソーシングサイトです。プログラミングのほかにも250種類以上の仕事が掲載されており、経験不問の案件も多いため、初めてクラウドソーシングサイトを利用する方でも案件を獲得しやすいのが特徴です。
一定の条件を満たしたワーカーをプロクラウドワーカーとして認定する制度や、部門別の契約ランキングも公表しています。実績を積むことで高く評価されるため、実務経験の少ないプログラマーでもチャンスがあるでしょう。
運営会社 | 株式会社クラウドワークス |
案件の種類 |
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手数料 | 仕事の契約⾦額(税込)に対してシステム利用料が変動
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特徴 |
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URL | 公式サイト |
2.ランサーズ
ランサーズには、プログラミングをはじめとする350種類以上の仕事カテゴリがあります。応募だけではなく、パッケージ販売やクライアントからのスカウトでも案件の受注ができ、多角的に仕事を得ることが可能です。
活動実績や登録情報によってランクが付与されるランク制度があるため、ランクが上がるごとに受注率アップが期待できます。
運営会社 | ランサーズ株式会社 |
案件の種類 |
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手数料 | 契約金額の16.5%(税込) |
特徴 |
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URL | 公式サイト |
3.ココナラ
ココナラは自身のスキルや経験を「サービス」として販売できるクラウドソーシングサイトです。Webサイト制作やコーディングなど、多彩なプログラミング案件があります。
サービスの提供だけではなく、公募の案件も多くあるため、プログラミングの実績を積む場としても活用可能です。また、有料・無料ブログ記事の投稿で、他のユーザーへの情報発信やサービスの告知もできます。プログラミングスキルを広くアピールするのに役立つでしょう。
運営会社 | 株式会社ココナラ |
案件の種類 |
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手数料 | サービス販売時の金額の22%(税込) |
特徴 |
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URL | 公式サイト |
4.クラウディア
クラウディアでは、公募案件に応募するかスキルを出品するかの2つの方法が選べて、プログラミングスキルに応じて選択することで効率的に案件受注ができます。また、経歴や専門スキルを登録することでクライアントからのオファーを受けられるクラウディアPRO機能もあります。
会員になると、所得保障保険などのさまざまな福利厚生が利用でき、安心して働くことが可能です。うまく活用すれば、プログラミング業務に集中できる環境を整えられるでしょう。
運営会社 | 株式会社エムフロ |
案件の種類 |
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手数料 |
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特徴 |
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URL | 公式サイト |
5.シューマツワーカー
シューマツワーカーは、副業ワーカー向けのクラウドソーシングサイトです。週10時間以上から働ける案件をメインに掲載しており、独自案件や非公開案件も取り扱っています。
コンシェルジュによる副業サポートがあるほか、税理士に無料で相談できるのも魅力で、プログラマーとしての一歩を支えてくれる心強いサービスといえます。
運営会社 | 株式会社シューマツワーカー |
案件の種類 |
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手数料 | 要問い合わせ |
特徴 |
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URL | 公式サイト |
6.Workship
Workshipはサービス・サポートは全て無料で利用でき、案件成約時には1万円のお祝い金が支給されるなど、手厚い支援が強みです。
クライアントとワーカー両方の「気になる!」が揃うとマッチングするシステムを採用しており、両者の意見が合致した状態で受注できます。また、案件探しから条件の調整、稼働までを一括で管理できてプログラミング作業そのものに時間を割ける点も魅力と言えるでしょう。
運営会社 | 株式会社GIG |
案件の種類業務 |
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手数料 | 無料 |
特徴 |
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URL | 公式サイト |
クラウドソーシングでプログラミング案件を獲得する方法
クラウドソーシングでは案件に対して複数のワーカーが応募するため、応募したからといって必ずしも案件を獲得できるわけではありません。案件の獲得に向けて、さまざまな工夫をすることが大切です。
ここでは、クラウドソーシングでプログラミング案件を獲得する方法について解説します。
ポートフォリオ・プロフィールを充実させる
クライアントがワーカーを選ぶ参考資料となるため、ポートフォリオ・プロフィールの内容は充実させましょう。
ポートフォリオとは、過去の制作実績や制作したアプリ・サイトなどをまとめた作品集のことです。ポートフォリオを見せることで、求めるクオリティのものが制作できるかどうかをクライアントが想像しやすくなるため、案件受注につながります。
プロフィールの質も重要な要素です。対応可能なプログラミング言語・保有スキル・資格・経歴などを記載し、クライアントが依頼したくなるように内容を充実させてください。
プログラミング業界の動向・ニーズを理解する
一口にプログラミングといっても、使用する言語や求められるスキルは幅広くあります。技術の進歩や需要の変化が起こりやすい業界のため、常に業界の動向やニーズを理解することが大切です。
これからプログラミング案件の獲得を目指す場合は、将来性のある分野や需要の大きい分野を狙うと良いでしょう。需要の大きい分野は案件数も多いので、1案件あたりの競争率が下がり、受注しやすいといえます。
ニーズにあった提案文を作成する
案件に応募する際は、クライアントのニーズに応じた提案文を作成することが大切です。案件の説明欄を読み、クライアントが求めている成果物は何か、重視しているポイントはどこかなどを正確に理解しましょう。
例えば、納品までのスピードを求められていたら、具体的な工数とともに納期を提案するのが得策です。また、クライアントの中に完成イメージが明確にある場合は、過去の制作物から似たような事例を提案文に盛り込むといった方法があります。
このように、クライアントのニーズにあった提案文を作成することで、プログラミングの案件受注率を高められるでしょう。
プログラミングスキルを磨く
プログラミングスキルを磨くことで、対応できる案件の幅が広がり、より好条件の案件を受注できるようになります。独学での勉強やスクールを通じた学習などで、戦力になる技術を身につけましょう。初心者のうちは報酬にこだわりすぎず、実績を積むことを優先するのも大切です。
プログラミング案件は使用言語によって報酬が変化するため、需要の高い言語のスキルを磨くのも有効となります。特に、JavaScript・Python・Ruby・R言語などは人気があり、高単価の案件が期待可能です。
また、システム開発によく使われるフレームワークを勉強するのも良いでしょう。フレームワークを覚えることで効率的に作業をこなせるようになり、より多くの案件を受けるのにも役立ちます。
▷クラウドソーシングの始め方!準備内容・登録方法・初心者でも稼ぐコツ
プログラミングスキルを身につけクラウドソーシングの受注を増やそう
クラウドソーシングでは、プログラミングスキルを活かせる案件が多くあります。一定の専門知識があれば、実務未経験で仕事をすることも可能です。収入を得るためだけではなく、実績作りにも使えるでしょう。
クラウドソーシングでより良い案件を獲得するには、プロフィールやポートフォリオ、提案文などを工夫する必要があります。より好条件の案件を獲得できるように、プログラミングスキルを向上させるなどの対策を講じましょう。
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