MAツールと連携できるおすすめのEFOツール|メリットや注意点を解説
入力フォーム最適化をサポートするEFOツールは、サイト運営において欠かせないEFO対策です。MAツールと連携させればより効率的なマーケティング活動ができます。本記事では、EFOツールとMAツールを連携させるメリットや、MAツールと連携できるEFOツールを紹介します。
目次
EFOツールとは?
EFOとは「入力フォーム最適化」を意味する「Entry Form Optimization」の頭文字を取った略語です。
入力フォームの最適化とは、Webサイトの会員登録や資料請求フォームなどへ、ユーザーが入力しやすいように最適化することです。こうすることで離脱率を下げ、入力完了率を高めることを目的としています。
EFOツールは、入力フォームの最適化をサポートするためのツールです。ユーザーの入力負担を減らす機能やエラー防止の仕組みを備えているため、導入すればフォームからの離脱を防ぎ、コンバージョン率の向上が期待できます。
EFOツールの主な機能
EFOツールには、主に以下の便利な機能が揃っています。
機能 | 内容 |
入力支援 | 住所入力サポート・フリガナ自動入力・半角と全角の自動変換・ガイドメッセージ など |
レポート機能 | ページ別のフォーム訪問・離脱・完了の回数表示、フォームの項目別離脱率分析 など |
ABテスト機能 | 複数の表現を用意し、どの表現が最もユーザーの反応が良いか検証 |
サポート機能 | 導入・設定のサポート、操作方法のレクチャー、改善策の提案 など |
このように、EFOツールにはユーザーの入力作業をサポートするさまざまな機能が備わっています。うまく活用することで、入力完了率を高めることができるでしょう。
EFOツールとMAツールを連携させるメリット
MAツールは、EFOツールと連携して顧客情報を活用し、効率的にマーケティングを行うツールです。MAツールを利用する具体的なメリットを詳しくご紹介します。
効率的なマーケティング活動ができる
EFOツールとMAツールを連携させることで、入力フォームから得られたデータを効率的に活用し、マーケティング活動の質を高めることができます。
例えば、データの管理が容易になることで、顧客ごとに最適化されたアプローチができるため、コンバージョン率(CVR)の向上につながります。無駄のない効率的なマーケティングが実現することで、成果の最大化が期待できるでしょう。
業務負担を減らせる
EFOツールとMAツールを連携させれば、手作業でのデータ移は必要ありません。その結果、業務負担が大幅に軽減されるだけでなく、ヒューマンエラーの発生も防ぐことができます。
正確なデータを自動的に管理できるため、担当者はデータの確認や修正にかける時間を削減でき、より戦略的な業務に集中できるようになるでしょう。この効率化は、特に多くのデータを扱う企業にとって大きなメリットといえます。
▷【2024年最新】おすすめ定番MAツール16選!機能や費用を比較表で!
MAツールと連携できるおすすめのEFOツール
MAツールと相性の良いEFOツールを選ぶことでデータ活用の幅が広がり、業務効率化や成果向上が期待できます。ここでは、おすすめのEFOツールを2つご紹介します。
Gyro-n EFO
Gyro-n EFOは、国内6,000フォームを改善した実績を誇るEFOツールです。22もの入力支援機能で離脱率を大幅に改善することや、ログ解析機能でフォームの弱点を発見できることが大きな特徴です。ECサイトでコンバージョン率が2.4倍に改善したり、来店予約フォームの途中離脱率が4.16ポイント改善したりと、多くのフォーム改善を実現していることから、たくさんの企業から高い評価を得ています。
提供元 | 株式会社ユニヴァ・ジャイロン |
初期費用 | Gyro-n EFO
Gyro-n EFO ネクスト(ステップ式フォーム):55,000円(税込) |
料金プラン |
|
機能・特徴 | 必須項目・エラー時背景色、リアルタイムエラーチェック、郵便番号から住所自動補完機能、フリガナ自動入力、残数ナビゲーション、送信ブロック&エラー項目リンク、誤操作による離脱ブロック、文字種自動変換、ガイドメッセージ、リマインドメッセージ、プレースホルダー、スマートキーボード変換(スマホ対応)、確認フィールドの相違チェック、個別条件による自由な設定、入力要素のグループ設定、メアドサジェスト、先頭項目オートフォーカス、再入力アシスト、入力完了マークほか |
URL | 公式サイト |
BOTCHAN EFO Premium
BOTCHAN EFO Premiumは、業界最安値水準(2021年11月時点)で利用できるEFOツールです。これまでに蓄積されたノウハウをもとにもとに、専任のカスタマーサクセスが作成から運用、ABテストまでサポートし、CVR・LTV改善にコミットします。自社に合わせた連携が可能なので、業務オペレーションを大きく変える必要もありません。負担なく実装できることが強みの一つです。
提供元 | 株式会社wevnal |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
機能・特徴 | 決済チャットフォーム、チャットフォーム、継続支援チャットフォーム、オンライン接客の自動化ほか |
URL | 公式サイト |
EFOツールとMAツールを連携させる際の注意点
EFOツールとMAツールを連携させ運用をスムーズに進めるためには、いくつか意識すべきポイントがあります。最後に、その注意点を解説します。
自社のMAツールと連携できるか確認する
EFOツールを導入する際は、既存のMAツールとスムーズに連携できるかを事前に確認することが重要です。ツール間の連携が取れないと、データ移行や運用に余計な手間が発生する可能性があるからです。
自社がすでに利用しているMAツールの仕様や互換性を確認し、連携可能なEFOツールを選びましょう。こうすることで導入後のトラブルを未然に防ぎ、効率的な運用が実現します。
求める機能が備わっているか確認する
自社が実施したい施策を実現するための機能が搭載されているかを確認することも大切です。
ただし、機能が充実していても、費用対効果が見合わなければ運用は難しくなります。機能と費用のバランスを考慮して選びましょう。
ベンダーのサポートは得られるか確認する
EFOツールを導入する際には、ベンダーから十分なサポートが得られるかも確認しましょう。ツールの初期設定や運用中のトラブル対応は、スムーズな運用に直結するからです。
また、ツールを効果的に活用するためのアドバイスや定期的なサポートを受けられるかも重要な確認ポイントです。ベンダーの対応が不十分だと、運用に支障が出る可能性があるため、信頼できるサポート体制を持つベンダーを選びましょう。
EFOツールとMAツールを連携させ業務負担を軽減しよう
EFOツールとMAツールを連携させることで、業務効率を高めながらコンバージョン率の向上が期待できます。入力フォームの最適化により、データの正確性が向上し、手作業の負担やミスを減らせる点も大きな魅力です。
適切なツールで運用を最適化し、日々の業務をよりスムーズに進めましょう。
EFOツールの記事をもっと読む
-
ご相談・ご質問は下記ボタンのフォームからお問い合わせください。
お問い合わせはこちら