メルマガをスマホに最適化する方法!効果が劇的に変わるポイントとは?
メルマガ配信を精力的に行なっている企業担当の方、スマホ最適化はしていますか?現代は、使用デバイスのほとんどがスマホですから、適応していないメルマガは読まれません。この記事ではスマホに最適化されたメルマガの概要や作り方、おすすめの配信ツールを紹介します。
目次
▷【必見】メールマーケティングの成功事例5選!効果UPのコツや共通点は?
メルマガはスマホに最適化すべき
メルマガを受信したユーザーは、様々なデバイスでメルマガを読んでいます。パソコンやスマホ、タブレット端末など様々なデバイスがありますが、手軽に読めることから多くのユーザーが活用しているのはスマホでしょう。
しかし、スマホに最適化されたメルマガを配信できている企業は多くありません。メルマガ配信を行い、効率よく売り上げを伸ばすためには、スマホで読めるメルマガを作ることが大切です。
では、スマホに最適化メルマガ配信が推奨される理由とは具体的にどのようなことなのでしょうか。
(1)読者がメールを読むデバイスはスマホがメイン
ビジネス系のメルマガや企業宛てのメルマガ配信の場合は、パソコンで確認することが多い傾向にありました。
しかし、社用スマホとパソコンを連携し、外出先でメルマガを読むケースも増えており、これまでメルマガをパソコンから読んでいたユーザーも最近ではスマホからの購読にシフトしてきています。
そのため、年々スマホ向けに最適化されたメルマガの需要が高まっています。
ビジネスパーソンや企業に向けたメルマガは休憩中に読まれることも少なくありません。個人に向けたメルマガも同様で、スマホで手早くチェックできるのが魅力の1つと考えている方も多いのです。
そのため、配信する場合はスマホで手軽に読める、スマホ向けに最適化されたメルマガに整えることが大切です。
▷ユーザーを虜にする人気のメルマガとは?最新事例も踏まえて解説!
(2)スマホに最適化していないメールは読まれない
パソコンでの購読を想定して作られたメルマガはスマホでは読みにくいケースが多いです。
スマホからだと読みにくいメルマガだとユーザーに判断されると、開封率が下がったり、配信停止されてしまったりという事態になりかねません。
このようなリスクを避けるためにも、スマホでの購読に最適化したメルマガを配信するのが重要です。
ではスマホに最適化していないメルマガだと、どのような問題が発生するのでしょうか。以下2つの問題点をよく理解しておきましょう。
文字がパソコンサイズで表示される・表示が崩れる
パソコン向けに調整されたメルマガは、スマホで見た場合文字のサイズが崩れたり、表示にずれが発生したりする可能性があります。
また、添付されている画像内の文字が読めないといったケースもあるので注意しなければなりません。
メルマガをスマホ向けに整える場合、文字サイズを調整したり、画像内の文字の量を調整したりすることで読みやすいようにできます。また、縮小されても読みやすい画像のサイズにするのも大切です。
最適化の際は、文字数やサイズ感、縮小時の読みやすさなども細かくチェックしながら調整していきましょう。
リンクがクリックしにくくなる
メルマガで大切なことは、指定したリンクへの誘導です。
パソコン向けに整えられたメルマガをスマホで見た場合、リンクをクリックしづらく、思うようにサイトに誘導できないというデメリットがあります。
リンクのボタンは、スマホで見た場合にも問題なくサイトへ誘導できるよう調整しなければなりません。リンクへ誘導し、商品の紹介や宣伝をすることは、メルマガ配信において非常に重要です。
▷メルマガの最適な配信時間とは?読者が開封する曜日や時間帯を徹底解剖!
スマホに最適化されたメルマガのポイント
スマホ用に最適化したメルマガを作るには、いくつかのポイントをおさえておくのが重要です。
ここからは、スマホに最適化したメルマガ作成のポイントをご紹介します。
(1)フォントサイズは15pt以上にする
スマホを操作してメールを見る場合、フォントサイズは15pt以上にするのがおすすめです。1行につき45文字ほど表示できるので、見やすいと判断できる行間といえます。
これ以上大きくすると、文字が大きすぎて行間のバランスがおかしくなったり、情報が頭に入りにくい文字配列に感じたりすることがあるので注意してください。
自分がユーザーとしてメルマガを呼んだ時に、見やすいと感じるフォントサイズに整えることが大切です。
(2)1行あたりの文字数を45文字以内にする
フォントサイズを15pとした場合、1行に入る文字数は約45文字です。
もしフォントサイズを変えた場合でも、なるべく45文字を意識して文章を構成するように意識してみてください。
▷メルマガの最適な文字数とは?ユーザーに読まれる文面作成のコツ
(3)画面の横幅を600pxに設定する
メルマガはHTMLメールを活用し、装飾をすることで読みやすくできます。スマホからでも読みやすいメルマガを作るためには画面の横幅を600px程度に設定することが重要です。
しかし、600pxに設定して構成したメルマガは、スマホではきれいに見えますが、パソコンでは余白が気になったり、背景が簡素になりすぎたりする場合もあるので注意が必要です。
どんなデバイスで見ても問題なく見えるよう、余白の調整や背景の挿入などの工夫が必要です。
(4)CTAボタンは上部に配置する
CTAボタンはメルマガを利用してマーケティングを行う際には非常に重要で、スマホでもタップしやすいように、メールの上部に設置しましょう。
メールの最下部に設置した場合、最後までスクロールして読まないとCTAボタンに辿り着けません。
スマホでもタップしやすいよう、大きさや位置を調整したCTAボタンを見える位置にしっかりと設置しておいてください。
(5)容量に気を付ける
メルマガ配信する場合に気を付けるポイントは、メールの内容だけではなく、容量にも気を遣うことが大切です。
HTMLメールを活用する場合は、タイトルや本文のほかに画像なども添付するため、容量が大きくなる可能性があります。
差し込んだ画像の枚数を調整したり、縮小ソフトを活用してメールの容量に合った大きさに調整したりすると良いでしょう。
メルマガの内容と合わせて、容量の調整をするのは手間ではありますが、メルマガをスマホに最適化するという意味では重要なポイントです。
(6)受信環境に配慮したレイアウトを使う
実は、受信環境ごとに推奨されるレイアウトが異なることをご存じでしょうか。ここからは、スマホ向けのメルマガを作成するために知っておきたいポイントをご紹介します。
#1:リキッドレイアウト
メルマガ配信者が、ユーザーの受信環境ごとに画質や画像の大きさを調整するのは難しいことです。
しかし、ユーザーが使用しているスマホに合わせて画像サイズを伸縮できるデザインを採用することで、1つずつ調整する手間を取り除きながら、効率よくメルマガ配信をできます。これをリキッドレイアウトと呼びます。
#2:フレキシブルレイアウト
伸縮性に優れ、常に最大幅で固定しながら配信できるレイアウトをフレキシブルレイアウトと呼びます。
印象に残るデザインを、スマホに合わせてレイアウトしてくれるので、魅力を損なわずに配信することが可能です。
#3:レスポンシブレイアウト
ユーザーが使用しているスマホによっては、文字の大きさなどを各自で調整している場合があります。
レイアウトを損なわず、スマホに合わせて画像や文字列の並びを調整してくれるデザインなので、パソコンで見てもスマホで見ても、デザイン性が損なわれることがありません。
▷セグメント配信とは?重要性やメルマガの効果UPに繋がる配信方法を解説
スマホに最適化されたメルマガを簡単に配信する方法
スマホでも見やすいメルマガを配信するためには、以下のポイントを熟知したうえで調整する必要があります。
(1)レスポンシブデザインのHTMLテンプレートを利用する
デザイン性を損なわず、なおかつパソコンとスマホの両方で問題なくメルマガを読んでもらうためには、HTMLメールを活用するのがおすすめです。
レスポンシブデザインのレイアウトで構成することで、読者のスマホに合わせて文字列やデザインを伸縮しながら調整してくれます。
テンプレートも豊富に展開されているので、個人向け企業向けどちらのメルマガ配信にも有効活用できます。
▷HTMLメールの作り方とは?基本の作成方法や配信効果・注意点を解説!
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(2)メール配信システムを導入する
メール配信システムを導入すると、メルマガ配信に関する様々なポイントを分析し、調整をサポートしてくれます。
どのように配信すべきかの指標を示してくれるだけでなく、場合によってはテンプレートがあったり、スマホに向けて配信できるツールを展開していたりする場合もあるので積極的に活用するのがおすすめです。
▷メール配信システムの選び方は?必要な機能やメリット・注意点を解説
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(3)マルチパート配信を利用する
メルマガ配信で大切なのが、ユーザー個人の状況に合わせて配信するマルチパート配信です。
顧客満足度を向上させる効果が期待できるので、新規顧客獲得だけでなく、既存顧客とのコミュニケーションの一環として活用することをおすすめします。
スマホ対応しているメルマガ配信ツール5選
ここからは、スマホにも対応しているメルマガ配信ツールをご紹介します。
メルマガ配信ツール導入の目的や方針、予算に合ったものを選択することで、より効果的なメルマガ配信が実現するでしょう。
(1)blastmail
blastmailは操作が難しいと考えられているHTMLメールの操作を簡易化し、シンプルな設計で構成されているメルマガ配信ツールです。
誰でも簡単に操作できるのがこのツールの魅力のひとつと言えるでしょう。デザイン性のあるテンプレートも多数用意されているのも嬉しいポイントです。
作業を高速化しているので、1時間に配信できるメールの数が非常に多く、新規ユーザーや既存顧客など、大規模な読者を抱えている場合でも問題なく配信できます。
提供元 | 株式会社ラクスライトクラウド |
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初期費用 |
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料金プラン |
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導入実績 | 18,000社以上 |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
(2)Zoho Campaigns
Zoho Campaignsは、スマホ向けのメルマガ配信にも対応しています。顧客リストを一括で管理できるだけでなく、スマホ向けのテンプレートも多数展開しているので、手軽にメルマガを作成することが可能です。
配信の分析をこまめに行いながら、分析結果をメルマガの本文に反映できるだけでなく、CRMとの連携により配信リストを調整できるので、社内の情報共有率も向上するでしょう。
提供元 | ゾーホージャパン株式会社 |
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初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 【自社利用向け】 ■無料プラン:0円 ■スタンダード(500連絡先~)
■プロフェッショナル(500連絡先~)
【エージェンシー向け(※年間契約のみ)】 ■エージェンシープラン(10,000連絡先~)
※どのプランも連絡先の数に応じて料金が変動します。 |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
(3)Hubspot
Hubspotは様々なツールと連携することで、効率よくメルマガ配信ができるツールです。
デザイン性にも優れており、ユーザーが使用するデバイスに合わせて伸縮を調整できるデザインが展開されているので、パソコン・スマスマホ問わず様々なデバイスに配信できます。
提供元 | HubSpot Japan株式会社 |
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初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | ■月次請求
■年次請求
※9月1日にMarketing Hub Enterpriseの価格が¥432,000/月に改定されます。 |
導入実績 | 150,000社以上 |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
(4)配配メール
配配メールは導入実績9,000件以上の大手のメルマガ配信サービスで、業種や規模を問わずどんな企業でも導入しやすい複数の料金プランを展開しています。
メルマガ配信ツールとしての機能が充実しているのはもちろんのこと、操作性にも優れているのでツールの使用に慣れていない人でも安心して作業できます。
メールマーケティングをサポートするサービスもあるので、HTMLメールの操作が分からないといった場合でも安心してメルマガ配信を開始できるのが魅力です。
提供元 | 株式会社ラクス |
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初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン |
※すべて要問い合わせ |
導入実績 | 9,000社以上 |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
(5)RESERVA
RESERVAは配信予約システムが導入された効率の良い配信システムです。
メルマガ配信を効率よく行えるだけでなく、企業のニーズに合わせたテンプレートも多く展開されているので、スムーズにメルマガを作成できます。
操作性もとてもシンプルなので、開設後すぐ利用ができます。気になる場合は無料で開始ができるので、メルマガ配信を改善したい場合にも効果的といえます。
提供元 | 株式会社コントロールテクノロジー |
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初期費用 | 無料 |
料金プラン | ■フリー:0円 ■ブルー
■シルバー
■ゴールド
■エンタープライズ
■スイート
【※2022年8月30日より月払い時の料金を下記に改定】
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導入実績 | 200,000社以上 |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
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パソコン向けに構成されたメルマガがスマホに届いた場合、画像や文字が見づらくなっている場合が少なくありません。
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