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【BtoC向け】おすすめMAツール12選比較!選び方や料金・機能を解説

2022/12/14 2024/10/07

MAツール

BtoC向けのMAツール

MAツールの導入によって、BtoCビジネスの管理や営業活動を効率化できます。しかし、どのツールを選べばよいか分からない方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、BtoC向けのおすすめMAツール12選や選び方を解説します。MAツールの種類や基本機能も紹介しています。

BtoC向けのMAツールとは?

MA(マーケティングオートメーション)ツールとは、見込み客の獲得におけるさまざまなマーケティング活動の自動化や効率化が実現できるツールです。

一連のマーケティング活動の自動化・効率化によって、見込み客ごとに最適なアプローチが行えるようになり、成約率の向上や売上アップにつなげられます。

近年では、BtoC向けのMAツールが多く登場しています。なお、BtoCビジネスとは一般の消費者を対象に商品やサービスなどを提供するビジネスモデルのことです。

BtoC向けのMAツールは、BtoCマーケティングの効率化させるためのツールである点が特徴です。活用することにより、一般の消費者に向けた営業活動を効率化できます。

BtoC向けMAツールの種類

BtoC向けMAツールは、オールインワン型・機能特化型・業界特化型の3種類に分けられます。

種類によって利用できる機能や目的などがやや異なるため、自社の課題解決や導入目的を達成するために必要な機能が備わった種類を選びましょう。それぞれの特徴は以下のとおりです。

種類特徴
オールインワン型BtoC向けのマーケティング機能が網羅されており、包括的なサポートが受けられる
機能特化型特定のマーケティング施策を強化することに特化した機能が備わっている
業界特化型特定の業界におけるマーケティング施策に必要な機能が備わっていて、業界特有の課題にも対応できる

BtoCとBtoBの違い

BtoC向けMAツールを取り入れビジネスの効率化を検討しているなら、あらかじめBtoCとBtoBの違いについて押さえておくことが大切です。

まず、BtoCは一般消費者向けのビジネスモデルですが、BtoBは企業(法人)向けに商品やサービスを提供するビジネスモデルを指します。

ビジネスシーンでよく使用される重要な用語とはいえ、BtoCとBtoBの違いは分かりづらい点があります。ここでは、BtoCとBtoBの違いについて解説します。

決裁に関わる人数

BtoCとBtoBでは、決裁に関わる人数が違うという点が大きな違いです。BtoCでは、個人が商品を買うかどうか検討したり、実際にお金を出して買ったりする際には、消費者本人しかそのプロセスに関わりません。

しかし、BtoBの場合は企業全体で商品やサービスを購入するかを検討し、さまざまな人が決裁に関わるのが一般的です。購入や導入が決定するまでに、社内においてさまざまな人が承認を行い決裁がなされます。このように、BtoCとBtoBでは決裁に関わる人数が大きく異なります。

管理する見込み客

BtoCでは一般消費者が見込み客となるため、管理しなければならない数は非常に膨大です。その分、データ量も大きくなるでしょう。

一方、BtoBはビジネスを行う対象が企業などの組織です。個人ではなく団体に対して事業を展開するため、BtoCに比べると見込み客の数は少なくなります。

そのため、営業活動の対象数がBtoCほど膨大にならないのが特徴です。管理する見込み客データの容量も、BtoCと比較するとそれほど多くありません。

成約するまでの期間

BtoCとBtoBでは、契約や購入といった成約までにかかる期間にも違いがあります。

BtoCの場合は対象が一般消費者なので、成約までにあまり時間がかかりません。商品を購入したり、サービスに登録したりする際に関わるのは本人だけです。また、BtoC向け製品・サービスの価格はBtoBと比較すると安めに設定されていることも、成約までの期間の短さに影響しています。

一方、BtoBの場合は、承認されるまでに時間がかかることが多いです。商品の購入やサービス導入の際には、多くの担当者の承認を得る必要があります。また、企業向け製品・サービスは高額なものが多く、検討にかける時間が長くなりがちです。

【BtoB向け】最新おすすめMAツール13選!機能や費用を徹底比較!

BtoC向けMAツールの基本機能

ここからは、BtoC向けMAツール導入にあたってチェックしておきたい基本機能をご紹介します。

MAツールを自社に取り入れるべきか迷った時は、具体的にどのような機能が利用できるのかを確認しておきましょう。

さまざまなチャネルへの発信機能

BtoCビジネスにおいて、さまざまなチャネルを通して商品やサービスの情報をプロモーションしていくことが重要です。

特に近年はSNSマーケティングをはじめ、インターネットやアプリを通じた販促が重視されているため、多くのチャネルで情報発信が可能なツールが好まれる傾向にあります。

従来から用いられてきたメールやWebサイトをはじめ、X(旧Twitter)やFacebook、InstagramなどのSNS、LINEなどのコミュニケーションアプリなど、多くのチャネルにおける発信機能を持っていることが、MAツールの基本機能としてあげられます。

MA(マーケティングオートメーション)ツール導入による7つの効果とは?

パーソナライズされた情報の発信

BtoCビジネスにおいて、見込み客の趣味嗜好や興味に合わせて情報を発信することが重要になります。BtoC向けのMAツールを活用することにより、見込み客一人ひとりに対してパーソナライズされた情報発信が可能です。

性別や年齢、居住地、興味関心に合わせた情報発信ができるため、効率的な見込み客獲得につなげられます。

顧客情報などのデータ管理機能

MAツールには、顧客の基本情報や購入履歴、Webでの行動履歴などを一元管理できるデータ管理機能が備わっています。

データ管理機能を活用することにより、蓄積されたデータを分析して顧客ごとにパーソナライズされたアプローチが可能です。ツールによっては、匿名ユーザーの基本情報や外部システムのデータを取り込むこともできます。

マーケティング施策の分析機能

MAツールにはマーケティング施策の分析機能が備わっており、リアルタイムで効果測定をして結果を次の施策に活かせます。

例えば、メルマガ配信後にメールの開封率をチェックしたり、ホームページやLPのクリック率やCV率を確認したりできます。また、顧客の行動・購入履歴から次の施策につなげられるインサイトを得ることが可能です。

分析指標やカスタマイズ性などはツールごとに異なる可能性があるため、どのように分析できるかを事前に確認しておきましょう。

他システムとの連携機能

昨今利用されているMAツールの多くは、外部システムとの連携も容易に行うことが可能です。

企業は、業務効率化のためさまざまな外部ツールを導入していることも少なくありません。そうした外部ツールとどれだけスムーズに連携できるかが、MAツール導入を成功させるための鍵の一つだといえます。

例えば、顧客管理を効率的に行うためのCRMツールと連携可能であれば、顧客一人ひとりの基本情報や行動などを一元的に管理でき、商品開発や改良、営業におけるさまざまな意思決定に役立ちます。

コンテンツ作成

MAツールには、コンテンツ作成の機能も備わっています。

商品やサービスのプロモーション施策を行うにあたってWebサイトなどが必要な場合であっても、MAツールを使えばWeb制作担当者や制作会社に依頼せずとも容易にLPなどのコンテンツ作成が可能です。

便利なコンテンツ作成機能が整備されたMAツールなら、コンテンツ制作において専門スキルを特に必要としません。したがって、専門担当者へ依頼する工程を省略し、スムーズにプロモーション施策を打ち出すことが可能です。

MAツールの導入費用や月額料金の相場は?おすすめツールも合わせて解説

【BtoC向け】おすすめMAツール12選

ここからは、BtoC向けMAツールの中でおすすめのツール12選をご紹介します。

具体的な機能や使用感、おすすめポイントはツールによって異なるため、違いを比較しながら自社にマッチするものを見つけましょう。

Marketing Cloud Account Engagement

Marketing Cloud Account Engagementは、営業支援システムのSalesforceが手がけるMAツールです。営業とマーケティングを連携し、顧客管理とプロモーションを一元管理、効率化してくれます。

ツールにより成約に近い見込み客を洗い出し、それに合わせて成約にしっかりとコミットできるWebサイトや問い合わせフォームなども制作可能です。

また、AI機能により見込み客の関心が高まっているタイミングにSlackなどで営業担当者に通知が届くため、成約率の向上が見込めます。

提供元Salesforce, Inc.
初期費用要問い合わせ
料金プランMarketing Cloud Account Engagement:16万5,000円(税込)/月~


※この他、目的に合ったデータ製品、Success Plans料金別途

機能・特徴Customer Data Platform、マーケティング向けアナリティクス、クロスチャネル対応のマーケティングプラットフォーム、マーケティング向けAIなど
URL公式サイト

\資料請求は完全無料!/

AccountEngagementの資料請求はこちら>>

Adobe Marketo Engage

Adobe Marketo Engageは、アドビ株式会社が提供するMAツールです。

顧客一人ひとりの行動を追跡し、見込み客の洗い出しを行ってくれます。全世界で5,000社以上の導入実績があり、十分な実績を持つからこそ信頼性が高いのもおすすめポイントです。

外部システムとの連携における柔軟性も高く、対応するシステムであれば自社の既存システムと連携して営業活動を効率化できます。生成AIも備わっており、顧客とのやりとりを要約した文章を生成したり、チャットボットに活用したりすることが可能です。

提供元Adobe Inc.
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
機能・特徴クロスチャネルマーケティング、セールス部門とマーケティング部門の連携、コンテンツパーソナライゼーション、プレディクティブコンテンツ、マーケティング分析など
URL公式サイト

SATORI

SATORIは、見込み客を増やすことをコンセプトに掲げる知名度の高いMAツールです。国産のMAツールなので、外国産よりも国内のツールを利用したいという企業に特におすすめです。

購買意欲の高まった見込み客に対してはオートでの販促が可能となっており、「見込み客がいても適切なアプローチができない」という営業課題も素早く解決してくれます。

また、見込み客の状況を個別に管理できる機能も備わっており、顧客の検討度合いを検知して適切なタイミングで通知し、個別のアプローチを行えます。

提供元SATORI株式会社
初期費用33万円(税込)
料金プラン16万2,800円(税込)/月
※契約はすべて前払いの一括請求。従量課金が発生する場合あり
機能・特徴アクセス企業リスト、セグメント、ポップアップ表示、プッシュ通知、パーソナライズ、ウェブページ制作、フォーム作成、メール配信、ステップメールなど
URL公式サイト

b→dash

b→dashは、マーケティング部門のDX化を目指す企業におすすめのMAツールです。1,000社以上の導入実績があり、大企業から急成長ベンチャーまで、幅広い業界で活用されています。

ノーコードで簡単にデータ分析ができるため、専門スキルがなくても簡単に扱えるのがメリットです。業種別にさまざまなテンプレートが用意されており、テンプレートを選ぶだけで準備から分析までスムーズに行えます。

サポート体制も充実している点が特徴で、導入初期から運用中まで伴走型のサポートが受けられ、運用体制を容易に構築できます。

提供元株式会社データX
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
導入実績1,000社以上
機能・特徴GUIでのコンテンツ作成、HTML/テキストメール作成、コンテンツテンプレート、LINE ID取得、Flex Messageの作成、パラメータ設定、施策成果の可視化、SMS配信など
URL公式サイト

List Finder

List Finderは、特に中堅企業から高い支持を得ている人気のMAツールです。

誰でも簡単に操作できることがコンセプトとなっており、導入しやすさ・サポート品質などの点で高い評価を獲得しています。無料で利用できるフリープランもあり、まずはスモールスタートで運用を始めて、相性がよければ有料プランに移行して本格導入が可能です。

導入する際には、List Finderの担当コンサルタントが徹底サポートしてくれます。個別勉強会や相談会も実施してくれるため、ITシステムに慣れていない企業にぴったりのMAツールです。

提供元株式会社Innovation X Solutions
初期費用
  • フリー:無料
  • ライト:10万円
  • スタンダード:10万円
  • プレミアム:10万円
料金プラン■基本料金
  • フリー:無料
  • ライト:45,000円/月
  • スタンダード:69,000円/月
  • プレミアム:92,000円/月

※PV数・顧客データ数に準じた従量課金料は別途

機能・特徴名刺データ化代行、メール配信、スコアリング、企業属性付与、アクセス解析、優先リード通知、フォーム作成、PDF閲覧解析、アプローチ管理、外部ツール連携など
URL公式サイト

Probance

Probanceは、顧客ニーズを掴むことに長けているBtoC向けMAツールです。一般消費者が悩む情報の多さを解消し、的確なアプローチ方法で成果を上げることに貢献してくれます。

機械学習機能が備わっており、膨大な顧客データから顧客ごとに最適なコミュニケーションプランを提案し、双方が心地よいコミュニケーションを実現することが可能です。ECサイトやメーカー、小売や流通など、幅広い業界のマーケティング支援が行えます。

ツールを使いこなせず困らないよう、導入後は手厚いサポートを受けられるのもおすすめポイントです。多くの取引から培ったノウハウを活かし、ツール活用を支援してくれます。

提供元株式会社ブレインパッド
初期費用初期ライセンス料:50万円
料金プラン
  • START:18万円/月
  • PRO:37万5,000円/月
機能・特徴購買履歴、ポイント履歴、位置情報、来店情報、予測ターゲティング、パーソナライズ、オムニチャネルコミュニケーション、プレッシャーコントロールなど
URL公式サイト

Liny

Linyは、LINEアカウント運用による販促効果を高めてくれるMAツールです。国内における導入企業の数は3,500社以上にも及び、継続率は98.2%と高い実績を誇ります。

LINEアカウントを効率的に運用できないと悩む企業に最適のツールです。ユーザー一人ひとりの属性や好みに合わせて、最適な情報発信をオートメーションで行ってくれます。

Zoomでの無料サポートやチャットサポートがあり、ITツールやLINEの操作に慣れていない企業でも安心して導入・運用を進められます。

提供元ソーシャルデータバンク株式会社
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
導入実績3,500社以上(OEM含む)
機能・特徴タグ付け、対応マーク、予約機能、友だち情報、スタッフ権限操作など
URL公式サイト

Marketing Hub

世界135か国・22万8000社以上に導入実績を持つHubSpot Japan株式会社のMAツールです。

Marketing Hubはさまざまなチャネルに対応しており、SNSマーケティングなどの効率化に貢献してくれます。顧客ごとにメッセージをパーソナライズして、キャンペーンを自動で行い実用的な知見を得るといった使い方が可能です。

メールフォームやチャットボットなどの作成も可能であり、販促や営業に活用できます。経験豊富なサポートチームが、ツール活用のためのフルサポートを行ってくれるのもおすすめポイントです。

提供元HubSpot Japan株式会社
初期費用要問い合わせ
料金プラン
  • 無料ツール:無料
  • Starter:2,400円/1シートあたり
  • Professional:10万6,800円/3コアシート込み
  • Enterprise:43万2,000円/5コアシート込み
導入実績22万8,000社以上
機能・特徴オンラインフォーム作成ツール、SMS Marketing、SNSアカウント管理、マーケティング担当者向けAI、Eメールマーケティングツール、AI搭載SNSエージェントなど
URL公式サイト

BowNow

BowNowは、導入実績14,000社以上・継続率98.4%という高い実績が魅力のMAツールです。温度感の高い見込み客を見つけてスコアリングを行い、一人ひとりに対する効果的なアプローチを提案してくれます。

フリープランが利用できるため、まずはお試しとして導入してみたい企業にもぴったりです。サイトにタグを埋め込むだけで簡単に利用できるのも魅力です。専任の担当者が付き、自社の状況や規模などに合わせた最適な活用方法を提案してもらうこともできます。

提供元クラウドサーカス株式会社
初期費用要問い合わせ
料金プラン
  • フリープラン:無料
  • スタンダードプラン:39,600円(税込)/月

※別プランは要問い合わせ

導入実績14,000社以上
機能・特徴ユーザーの企業情報を分析、サイト訪問者のアクセスログ解析、フォーム作成、細かい条件検索、メール配信、ABMテンプレート、追客アラート機能など
URL公式サイト

GENIEE MA

GENIEE MAは、定着率99%という高い実績を誇るMAツールです。直観的な操作性と簡単に設定と分析が可能で、見込み客の獲得につなげられます。

メールやLINE、SMS、Web/アプリプッシュ通知など多くのチャネルに対応しているため、多種多様なニーズを持つ顧客一人ひとりにアプローチすることが可能です。

メールの開封状況やサイトの訪問履歴などから見込み客を発掘して、顧客が製品情報のクリックや資料ダウンロードなどの行動を行った際に営業担当者に通知が届きます。これにより、最適なタイミングで顧客へアプローチが行えます。

提供元株式会社ジーニー
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
機能・特徴カスタマー管理、フォーム作成、スコアリング、ラベル設計、シナリオ配信、定期配信、Web/アプリプッシュ通知、ポップアップ、キャンペーンレポートなど
URL公式サイト

Kairos3

Kairos3は、顧客の行動を見える化して営業活動をサポートするMAツールです。営業と販促の両方をスムーズに効率化してくれます。

中小企業・大企業問わず多くの企業に導入されている点が特徴で、関心度ランク別に顧客が分けられるため、営業の優先度を素早く整理できます。ほかにも、HTMLメールやシナリオメール、ポップアップやバナーなどの作成機能もあり、さまざまなアプローチが実践可能です。

提供元カイロスマーケティング株式会社
初期費用要問い合わせ
料金プラン
  • スタンダード:16,500円(税込)/月~
  • プロ:16万5,000円(税込)/月~
機能・特徴リード管理、フォーム作成、セミナー管理、イベント管理、メール配信、スコアリング、ダッシュボード、セキュリティ、サービス連携、独自ドメインなど
URL公式サイト

Aimstar

Aimstarは、ノーコードでデータ分析が可能なBtoC向けおすすめMAツールです。エンジニアに依頼することなく簡単に顧客データの分析ができ、適切なアプローチ方法を見出すことが可能です。

また、数々の大企業への導入実績を持ち、機能性が高いことでも有名です。専門知識を持たない場合でも簡単にデータを把握でき、操作性に優れています。カスタマーサクセスチームによる伴走運用支援を受けることも可能で、効果を最大化するための施策を提案してもらえます。

提供元株式会社 GROWTH VERSE
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
機能・特徴ノーコード、データ取込・加工・画面表示、ジョブフロー管理、多数の標準分析テンプレート、ダッシュボード、シナリオエディタ、機械学習・AIなど
URL公式サイト

BtoC向けMAツールの選び方

自社に合ったMAツールを選ぶためには、いくつかのポイントを把握しておく必要があります。ここからは、BtoC向けMAツールの選び方を7つ紹介します。

必要な機能が備わっているか

MAツールの選定で特に大切なのは、自社にとって必要な機能が搭載されており、ビジネスの効率化が実現できるかという点です。

特に、対応しているチャネルの数や種類は非常に重要です。どのようなチャネルにおいてプロモーションを活性化させたいのかを検討したうえで、搭載されている機能をチェックすれば、より自社に合ったMAツールを選べるでしょう。

例えば、SNSでの集客を強化したい場合は、SNSでの情報発信に強いBtoC向けMAツールが望ましいです。

CRMなどと連携できるか

CRMやSFAなどの既存システムと連携できるかという点も、必ず確認しましょう。既存システムと連携してスムーズに動かせるツールでなければ、かえって業務効率を下げてしまいかねません。

特に、CRMとの連携のしやすさは欠かせないポイントです。基本的に多くの製品がCRMとスムーズに連携できるようになっていますが、製品によっては対応していない場合もあるため、事前に確認が必要です。

さらに、営業支援システム、生産管理システム、社内のコミュニケーションツールなど、連携したいと考えている各種システムとの相性についても、事前に確認しておくことをおすすめします。

【2024年最新】おすすめCRM(顧客管理システム)22選!機能や料金を徹底比較!

インターフェイスは使いやすいか

MAツールの操作性や見やすさなども重要なポイントです。

MAツールの操作に関わるすべての従業員が、ITツールに強くないケースもあります。しかし、直感的に理解できる分かりやすい操作性であれば、専門知識がなくても問題なく操作できて慣れやすいでしょう。

特に、各種コンテンツ制作のしやすさは非常に大切です。Web制作スキルがなくても簡単にコンテンツ制作ができれば、大幅な業務効率化やコスト削減が見込めます。

料金が適正かどうか

BtoC向けMAツールは、決して安くはありません。そのため、料金とともにコストパフォーマンスや費用対効果を総合的に検討する必要があります。

機能が優れている高価なMAツールでも、使いこなせなくては費用が無駄になってしまいます。コストパフォーマンスや費用対効果とともに、使いやすさも見極めて導入を検討する必要があるでしょう。

【費用が安い】おすすめMAツール7選!機能や導入コストを徹底比較!

サポートは受けられるか

BtoC向けMAツールを選ぶ際には、サポートの手厚さも重視しなければなりません。機能性の高いMAツールは、さまざまな機能が搭載されているだけにうまく使いこなせない可能性があるからです。

ベンダーの適切なサポートが受けられれば、うまく活用できないといった事態を防ぎ、費用対効果を高めることにもつながります。ベンダーによっては、導入初期から運用開始まで併走する密なサポートが受けられます。

対応データ量が適正か

BtoCでは膨大な量の顧客データを取り扱うため、対応データ量についても検討しておくことが大切です。

しかし、具体的なデータ容量については、扱っている製品やサービスの種類、業界の規模によって異なるのが一般的です。そのため、「BtoC=大きいデータ量が必須」と決めつけないようにしましょう。

重要なのは適切なデータ容量を見極めることなので、導入前にベンダーと細かく打ち合わせを行い、導入すべきツールを見極めていくのがポイントです。

無料トライアルがあるか

正式導入前に実際の使用感をチェックするためにも、無料トライアルが設けられているMAツールを選びましょう。

初めから有料版で運用しなければならないと、期待していた使用感や効率性が得られないといった場合に費やした費用や時間が無駄になってしまうからです。

特に初めてBtoC向けMAツールを取り入れる場合は、無料トライアルがあるツールを実際に使ってみて、操作感を確かめてから本格導入を行うようにしましょう。これにより、MAツールの導入失敗を防げます。

【無料】最新おすすめMAツール6選!機能やトライアル有無を徹底比較!

BtoC向けMAツールの導入で顧客のニーズを満たしましょう!

BtoC向けビジネス成功の秘訣は、顧客ニーズを満たせる商品やサービスを最適なプロモーション方法で発信していくことです。しかし、実行することは決して簡単ではありません。

そこで、商品やサービスのプロモーションを効率的に行えるMAツールを導入することで、顧客ごとに最適なアプローチが可能です。自社に合ったBtoC向けMAツールを選び、マーケティング部門の業務効率化を目指すとともに、利益向上へつなげましょう。

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