【2024年最新】おすすめのプロジェクト管理ツール20選を比較!目的や料金に合わせた選び方
進捗状況の可視化に役立つプロジェクト管理ツール。さまざまな特徴を持つツールが数多く開発されていますが、おすすめがわからず比較したいという方も多いのではないでしょうか。本記事ではおすすめのプロジェクト管理ツール20選を比較!目的別の選び方とあわせて解説します。
目次
プロジェクト管理ツールとは?
プロジェクト管理ツールとは、プロジェクトに関する進捗管理・スケジュール管理・案件管理など、管理業務を効率化するためのツールです。プロジェクトの工程やスケジュール、担当者などを可視化し、一元管理できます。
エクセルによる管理との違い
プロジェクト管理ツールが登場するまでは、エクセルを使った管理が主流でした。しかし、エクセルはあくまでも表計算ツールなので、プロジェクト管理に特化しているわけではありません。
そのため、プロジェクト管理ツールに比べると、管理業務において以下のようなデメリットがあります。
- 手作業を必要とする部分が多い
- メンバーとの共有や同時作業が難しい
- 優先タスクや作業順序を設定しにくい
- ガントチャートは単純なものが多い
- データが増えるほど動作が重くなる
- 複数のプロジェクトを横断的に管理しにくい
このように、エクセルを使ったプロジェクト管理には多くのデメリットをともないます。つまり、プロジェクト管理ツールとエクセルの大きな違いは、管理業務における機能の充実度と言えるでしょう。
▷プロジェクト管理ツールの基本的な機能一覧!機能を理解し業務効率化!
プロジェクト管理ツール導入で得られる効果
プロジェクト管理ツールを導入することで得られる4つの効果を解説します。
個々の進捗状況の把握
プロジェクト管理ツールには「進捗管理機能」が備わっており、プロジェクトに参加しているメンバー全員の進捗状況を把握できます。
各業務の担当者や個々が抱えるタスクを可視化できるため、1人だけタスク量が多いといった負担の偏りにも迅速な対応が可能です。また、個々の進捗状況が把握できるため、作業の遅れにもいち早く気づくことができます。
情報共有の円滑化
プロジェクト管理ツールは、情報共有の円滑化にも効果的です。エクセルで管理業務を行う場合、ファイルを共有しても複数人での同時作業が難しかったり、データが重くなると情報の反映にラグが生じたりするなどの課題がありました。
しかしプロジェクト管理ツールは、情報のリアルタイム共有や複数人での同時作業にも対応しています。そのため、変更や修正がリアルタイムで反映され、いつでも最新の情報を閲覧できます。
プロジェクトマネージャーの負担軽減
プロジェクトマネージャーは、各メンバーの進捗管理や指示などを適切に行わなければなりません。各メンバーのタスクやその進捗状況をすべて把握することは困難で、一人ひとりから直接報告を受けるなど負担がかかっていました。
しかし、プロジェクト管理ツールは各メンバーのタスクや進捗状況をひと目で確認できるため、各メンバーから直接報告を受ける必要がありません。また、プロジェクト管理ツールには最新の進捗状況が反映されているため、その場に応じた適切な指示を出すことも可能です。
エンゲージメントの向上
プロジェクト管理ツールには、チャット・ビデオ通話・コメントなどのコミュニケーション機能があるため、従業員同士のエンゲージメント向上にもつながります。近年では、テレワークが推進されコミュニケーション不足が課題になっています。
しかし、オフラインで情報共有できるタイミングが少ない場合でも、プロジェクト管理ツールを導入すればツール上での情報共有が可能です。そのため、非対面でのコミュニケーションの活性化が期待できるでしょう。
従業員同士のコミュニケーションが活発になれば、情報共有がスムーズになるだけでなく、信頼関係の構築といったエンゲージメントの向上にもつながります。
プロジェクト管理ツールおすすめ目的別20選
おすすめのプロジェクト管理ツール20選を以下のジャンル別で紹介します。
- 【豊富な機能性】おすすめのプロジェクト管理ツール8選
- 【タスク管理に特化】おすすめのプロジェクト管理ツール5選
- 【専門性に特化】おすすめのプロジェク管理ツール7選
【豊富な機能性】おすすめのプロジェクト管理ツール8選
ここからは、機能が豊富なプロジェクト管理ツール8選を紹介します。自社に必要な機能が搭載されているか確認してください。
1.monday.com
monday.comは、クラウド型のプロジェクト管理ツールです。ソフトウェア開発・マーケティング・プロジェクト管理・営業と顧客管理・タスク管理など、さまざまな業種の管理に対応しています。導入実績は、世界中で15万2,000社以上を誇ります。
自社のニーズに合わせてワークフローをカスタマイズできるため、自社の仕様に合わせてツールの構築が可能です。そのため、組織全体での生産性向上に期待できるでしょう。
提供元 | monday.com株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 個人:無料 月契約
年契約
|
導入実績 | 世界122,000社以上、国内500社以上 |
機能・特徴 | ダッシュボード、統合、自動化、ガント、かんばん、ドキュメント、ファイル、フォームなど |
URL | 公式サイト |
2.Backlog
Backlogは、Web制作・ソフトウェア開発・広告代理店・新聞社など、さまざまな業種で活用されているプロジェクト管理ツールです。同ツール最大の特徴は、直感的に使えるデザイン性で、導入後すぐの活用が期待できます。
プロジェクト管理に必要な機能が豊富に備わっており、プロジェクトの進捗状況をひと目で把握できるうえ、プロジェクトの達成率なども自動で測定します。
提供元 | 株式会社ヌーラボ |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 月契約
年契約
|
機能・特徴 | ガントチャート、カンバンボード、バーンダウンチャート、課題のテンプレート、属性のカスタマイズ、ファイル添付、セキュリティ、サポートなど |
URL | 公式サイト |
3.Time Krei
Time Kreiは、管理職・従業員・経営者の3つの視点から情報を管理・分析できるプロジェクト管理ツールです。プロジェクトの可視化や業務の見える化を実現します。Time Kreiを活用すると管理職はタスクの進捗管理、従業員は進捗状況の共有、経営者はコスト削減の検討が効率化するでしょう。
予実管理機能も備わっているため、予定とのギャップがひと目で確認でき、作業遅れの早期発見や振り返りに役立ちます。
提供元 | 株式会社テンダ |
初期費用 | 導入費用 クラウド:無料 |
料金プラン | クラウド:3,278円(税込)/月/ユーザー シングルテナント:要問い合わせ |
導入実績 | 1,100社以上 |
機能・特徴 | プロジェクト管理、予定・実績管理、分析、グループウェア、ワークフローなど |
URL | 公式サイト |
4.Asana
Asanaは、世界中で活用されているプロジェクト管理ツールです。同ツールによって情報収集や進捗確認などの業務を効率化させ、組織改善の時間作りも可能です。
また、自分のタスクが組織の目標にどう結びついているのかの見える化ができるため、従業員のモチベーション向上にもつながるでしょう。
提供元 | Asana Inc |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | Basic:無料 月契約
年契約
|
導入実績 | 世界100万チーム以上 |
機能・特徴 | ワークフロービルダー、タイムライン、ボード、カレンダー、アプリとの連携、レポート機能、ゴール、フォーム、ワークロード、デスクトップアプリとモバイルアプリなど |
URL | 公式サイト |
5.Notion
Notionは、機能をカスタマイズして自社が使いやすいような仕様にできるプロジェクト管理ツールです。チーム・プロジェクト・ドキュメントなどを同ツールでつなぐことで、情報の分断を防ぎます。各メンバーのタスクがリアルタイム反映されるため、常に最新の情報を把握できるでしょう。
また、タスク管理帳やワークフローなどの作成に役立つテンプレートも豊富に用意されており、何千もの中から最適なテンプレートを無料で利用可能です。
提供元 | Notion Labs, Inc. |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | フリー:無料 月契約
年契約
|
機能・特徴 | リアルタイムコラボレーション、カスタマイズ可能な権限設定、APIインテグレーション、ガント、Kanbanボード、カレンダービュー、タスクやプロジェクトの管理、Wikiや内部ナレッジ集の構築、美しいメモとドキュメント、簡単なドラッグ&ドロップ編集、モバイルアプリなど |
URL | 公式サイト |
6.Redmine
Redmineは、パソコンにソフトウェアをインストールする形で利用するプロジェクト管理ツールです。オープンソースで公開されているため、サイトからソフトウェアをインストールすれば、誰でも無料で利用できます。
クラウド型のプロジェクト管理ツール「My Redmine」も提供されており、インストール作業やサーバー運用の手間を省きたい方はクラウド版がおすすめです。クラウド版は、月額8,800円(税込)~/1,000ユーザーから利用できます。
提供元 | ファーエンドテクノロジー株式会社 |
初期費用 | 無料 |
料金プラン | 無料 |
機能・特徴 | チケット、ガントチャート、Wiki、リポジトリ、ニュース、活動、文書、ファイル、フォーラムなど |
URL | 公式サイト |
7.Planio
Planioは、プロジェクトに必要な管理機能をはじめ、チャットといったコミュニケーション機能も備わったプロジェクト管理ツールです。各メンバーのタスクや課題を追跡する機能も備わっており、メンバーごとの課題をどう処理すべきかが明確になるでしょう。
また、プロジェクト進行に際して作成される多くのファイルを、ジャンルやタスクごとにファイリングできるため、「必要なファイルが見つからない」といった問題も防げます。
提供元 | Planio Gmbh |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン |
|
機能・特徴 | タスク管理&ワークフロー、アジャイルプロジェクト、伝統的なプロジェクト管理、ナレッジマネジメント&Wiki、コミュニケーション、リポジトリホスティング、時間管理など |
URL | 公式サイト |
8.Taskworld
Taskworldは、コンテンツ制作・製造業・不動産・建築・システム開発・医療・教育など、さまざまな現場を支えるプロジェクト管理ツールです。視覚的に使いやすいシンプルなデザインで、メンバーの生産性向上に貢献します。
各チームを横断した一元管理ができるため、組織全体の業務効率化も期待できるでしょう。
提供元 | Taskworld Inc |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | フリー:無料 月契約
年契約
|
機能・特徴 | 高度チャット、様々な表示形式、GDPR準拠、リモートにフル対応、ファイル共有、パフォーマンス・アナリティクス、圧倒的な使いやすさ、2段階認証&セキュリティなど |
URL | 公式サイト |
【タスク管理に特化】おすすめのプロジェクト管理ツール5選
ここからは、タスク管理に特化したプロジェクト管理ツール5選を紹介します。
1.Jooto
Jootoは、カンバン方式のプロジェクト管理ツールです。直感的に使えるレイアウトや親しみやすいデザインが、ツール最大の特徴です。
また、Jootoは各企業の業務に合わせて、ツールの活用方法を提案してくれます。そのため、ツールを最大限活用し、費用対効果の高い活用が期待できるでしょう。
提供元 | 株式会社PR TIMES |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 無料プラン:無料 月契約
年契約
|
導入実績 | 約1,900社以上(※2022年11月末時点) |
機能・特徴 | タスク管理、進捗管理、ユーザー管理、コミュニケーション、通知、データ共有、外部連携など |
URL | 公式サイト |
2.Trello
Trelloは、生産性向上を目的とした、シンプルかつ柔軟なプロジェクト管理ツールです。プロジェクト規模の大小にかかわらず、さまざまなワークフローに対応しています。
カスタマイズ機能も豊富にあるため、自社に最適なツールが活用できます。また、外部サービスとの連携にも長けており、全部で185種類ものサービスと連携可能です。
提供元 | アトラシアン株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | FREE:無料 月契約
年契約
※ユーザー数によって異なる |
機能・特徴 | 表示、自動化、Power-Up、テンプレート、統合など |
URL | 公式サイト |
3.Wrike
Wrikeは、組織全体の生産性を向上させるプロジェクト管理ツールです。業務内容と進捗状況を徹底的に見える化し、部門を横断した管理業務が可能です。
また、あらゆる業界や業種に対応する柔軟性で、どのような業務内容でも効率的なワークフロー作成やタスク管理が実現するでしょう。
提供元 | Wrike Inc |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン |
|
導入実績 | 世界20,000社以上 |
機能・特徴 | インタラクティブなガントチャート、自動化、カスタムワークフロー、分析ビュー、カレンダービュー、ダッシュボード、使用事例のテンプレート、GoogleとMicrosoft Office SSO、外部リクエスト者とのコラボレーションなど |
URL | 公式サイト |
4.Lychee Redmine
Lychee Redmineは、日本企業向けに設計されたプロジェクト管理ツールです。開発設計部門から経理部門まで、幅広い部門で活用されています。
また、スケジュールやタスクの管理機能、人的リソース管理やコスト分析など、プロジェクトを成功に導くための機能が豊富に備わっています。
提供元 | 株式会社アジャイルウェア |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | クラウド
オンプレミス
|
導入実績 | 6,000社以上 |
機能・特徴 | ガントチャート、カンバン、ダッシュボード、タイムマネジメント、リソースマネジメント、EVM(出来高管理)、コスト、プロジェクトレポート、CCPM、機械管理など |
URL | 公式サイト |
5.CrowdLog
CrowdLogは、プロジェクト管理に関する工数入力が、カレンダー入力のみで完了するツールです。一つひとつのタスクをツールに入力しなくても、カレンダーに入力した内容が工数としてリアルタイムに反映されます。
また、メンバー全員の工数が見える化されるため、プロジェクトマネージャーの管理負担が軽減するでしょう。
提供元 | 株式会社クラウドワークス |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | ベーシックプラン:要問い合わせ プレミアムプラン:要問い合わせ |
導入実績 | 600社以上 |
機能・特徴 | 工数・プロジェクト管理、ガントチャート、勤怠管理、レポート、損益管理、Google/Microsoftカレンダー連携、メンバー権限設定、IP制限など |
URL | 公式サイト |
【専門性に特化】おすすめのプロジェク管理ツール7選
ここからは、専門性に特化したプロジェクト管理ツールを7つ紹介します。
1.Jira Software
Jira Softwareは、スピード重視のチームで連携や開発をサポートするプロジェクト管理ツールです。すぐに利用できるテンプレートが豊富に用意されているため、ゼロから機能をカスタマイズする必要がありません。
また、さまざまな外部サービスと連携が可能なため、すでに利用しているコミュニケーションツールなどと連携して情報一元化できます。
提供元 | アトラシアン |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | Free:無料 月契約
年契約
|
導入実績 | 世界10万社以上 |
機能・特徴 | スクラム、カンバン、ロードマップ、レポートとインサイト、カスタマイズ可能なワークフロー、アプリと統合など |
URL | 公式サイト |
2.OBPM Neo
OBPM Neoは、PMBOKをもとに設計されたプロジェクト管理ツールです。PMBOKとは、プロジェクト管理に関する知識をまとめた参考書のようなもので、プロジェクト管理の世界標準とされています。つまり、PMBOKの知識エリアを網羅している高品質なツールといえます。
一般的なタスク管理ツールとは異なり、組織全体のプロジェクト管理に重きを置いているため、組織全体のプロジェクト管理が効率的に実施可能です。
提供元 | 株式会社システムインテグレータ |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | Basic Edition:55,000円(税込)~/月 Limited Edition:82,500円(税込)~/月 |
導入実績 | 240社以上(※2023年01月時点) |
機能・特徴 | 統合管理、コスト管理、調達管理、リスク管理、スコープ管理、要員管理、コミュニケーション管理、スケジュール管理、品質管理、ステークホルダー管理など |
URL | 公式サイト |
3.Brushup
Brushupは、制作物のやりとりからフィードバック・工程管理までを一元管理できるプロジェクト管理ツールです。
データのファイル形式に関係なく、手描きコメントでフィードバックができるレニューツールとしても活用されています。そのため、さまざまな形の制作物を取り扱う企業におすすめです。
また、複数のコミュニケーションツールと連携も可能なので、メールやチャットへの通知・ファイル共有などの便利機能によって、さらなる業務効率化が期待できます。
提供元 | 株式会社Brushup |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | ENTRY:無料 月契約
年契約
|
導入実績 | 12,500社以上(※2023年01月時点) |
機能・特徴 | レビュー、制作管理、情報共有・蓄積、検索・絞込み、環境設定、外部とのやりとり、サービス連携、権限管理、セキュリティなど |
URL | 公式サイト |
4.Reform PSA
Reform PSAは、IT・Web・広告などのクリエイティブ業向けに設計されたプロジェクト管理ツールです。他のプロジェクト管理ツールと違い、特定の業種に特化している点が特徴です。
また、利用する機能とユーザー数ごとにプランをカスタマイズできます。そのため、企業の成長に合わせて、利用する機能を途中で追加するなど、無駄のない活用が可能です。サポートツールによる導入支援も受けられるため、プロジェクト管理ツールの導入が初めてでも安心です。
提供元 | 株式会社オロ |
初期費用 | 無料 |
料金プラン |
※月額料金は利用する機能とユーザー数に応じて変動する |
導入実績 | 400社以上(※2023年01月時点) |
機能・特徴 | 販売管理、購買管理、勤怠管理、経営分析・アウトプット、共通管理機能、プロジェクト管理など |
URL | 公式サイト |
5.Zac
Zacは、案件・契約・プロジェクト単位で業務が進行する業種に適したプロジェクト管理ツールです。ベンチャー企業をはじめ、上場企業や大手企業まで、幅広い企業規模に対応しています。
プロジェクト収支の見える化だけでなく、未来の売上利益を正確に予測することも可能です。また、予実に関するレポート機能もあるため、管理会計に基づくスピーディかつ的確な経営判断にも役立つでしょう。
提供元 | 株式会社オロ |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
導入実績 | 900社以上(※2023年01月時点) |
機能・特徴 | 予定表、コンタクト管理(CRM)、文書管理、販売管理、勤怠・工数管理、購買管理、経費管理、工程管理、在庫管理、経営モニタリング、外部連携など |
URL | 公式サイト |
6.AdFlow
AdFlowは、制作現場から生まれたクリエイティブ特化型のプロジェクト管理ツールです。平均45%の工数削減効果を発揮しており、制作部門の働き方改革を促進させます。
煩雑になりやすい制作情報やファイルを一元化・見える化するため、制作現場だけでなく管理側の業務効率にもおすすめです。また、管理業務の効率化が実現するため、制作時間が確保され、成果物の生産性や品質向上も期待できます。
提供元 | 株式会社クリエイターズマッチ |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
導入実績 | 利用者数16万人以上(※2023年01月時点) |
機能・特徴 | 承認フロー、発注テンプレート、稿数管理、修正指示、素材・制作物管理、プレビュー、チャット、タスク・スケジュールなど |
URL | 公式サイト |
7.Chatwork
Chatworkは、ビジネスチャットツールでありながら、プロジェクト管理ツールとしても役立ちます。コミュニケーションツールとしてすでに導入している企業も多いため、プロジェクト管理ツールを追加導入しなくても、プロジェクト管理の効率化が期待できます。
タスク管理機能では、自分のタスク管理だけでなく他のメンバーへの依頼も可能です。タスク完了時にはチャットに通知が来るので、自動的にタスク完了を知らせることができます。
また、タスクが完了するまでは、チャット画面に内容と期限が表示されているため、タスクの実行漏れも防げるでしょう。
提供元 | 株式会社Kubell |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | フリー:無料 月契約
年契約
|
導入実績 | 37万6,000社以上(※2023年01月時点) |
機能・特徴 | チャット、タスク管理、ファイル管理、ビデオ・音声通話、コンタクト管理、通知、プロフィール、ユーザー管理、機能制限、モバイルアプリ、多言語対応、高水準セキュリティ、API連携など |
URL | 公式サイト |
プロジェクト管理ツールの選び方・比較ポイント
プロジェクト管理ツールは機能・価格・強みなど、さまざまな要素が異なるため、自社に適したツールを検討することが大切です。そこで、自社に合ったプロジェクト管理ツールの選び方をご紹介します。
提供形態で選ぶ
プロジェクト管理ツールは「クラウド型」と「オンプレミス型」があります。ここからは、それぞれの特徴について解説します。どちらの提供形態が自社に合っているのかを確認してください。
クラウド型
クラウド型のプロジェクト管理ツールは、データをクラウド上で管理する方法です。
インターネット環境があれば、場所を問わず利用できる点が特徴です。そのため、頻繁にオフィス外で仕事をするメンバーがいたり、フリーランスや業務委託などの外部のメンバーがいたりする場合でも、全員がツールを利用できる利便性の高さが魅力です。
ほかにも、連携できる他サービスが多いため、すでに導入しているサービスや連携したい場合は、クラウド型のプロジェクト管理ツールがおすすめです。
オンプレミス型
オンプレミス型のプロジェクト管理ツールは、ソフトウェアをパソコンにインストールして利用する方法です。そのため、インストールが完了すれば、インターネット環境がない場所でも操作可能です。
また、オンプレミス型はソフトウェアをインストールしたデバイスでしか利用できないため、クラウド型に比べるとセキュリティ性が高いという強みがあります。
しかし、リアルタイムな情報共有が難しかったり、クラウド型に比べて導入・運用にかかるコストが高かったりするなどのデメリットがあります。
機能で選ぶ
プロジェクト管理ツールの主な機能は以下の4つです。
- タスク管理機能
- 情報把握・共有機能
- コミュニケーション機能
- 外部との連携機能
自社に必要な機能が何かを確認したうえで、必要な機能が備わっているツールを選ぶことが大切です。それぞれの機能を具体的に確認します。
タスク管理機能
タスク管理機能では、プロジェクト全体のタスクに加え、メンバー個人のタスクも管理できます。個人のタスクもメンバー間で共有できるため、遅れが生じている場合のサポートや、タスクの均等な振り分けが可能です。
ほかにも、タスク管理機能を細かく分けると、以下のような機能が挙げられます。
- ガントチャート
- カンバン
- マイタスク
- チェックリスト
- レポート作成
- スクラムボード
- 予実管理
- アラート表示
- リマインド通知
- 作業履歴の確認
タスク管理機能はプロジェクト管理ツールにおいて最も重要な機能ともいえるため、タスク管理機能の有無や使いやすさなどを事前に確認しておきましょう。
情報把握・共有機能
プロジェクト管理ツールは、情報を把握しやすいか・情報の共有が簡単かといった部分が重要です。具体的な機能の例は、以下の通りです。
- ファイル添付
- エクセルのインポート
- CSV・Wiki
- 不具合管理
プロジェクト管理ツール上にファイルを添付できれば、メールやチャットなどで共有する必要もありません。また、これまでプロジェクト管理をエクセルで行っていた場合、エクセルのインポート機能があれば手作業で入力する手間が省けるため、インポート機能の有無を確認することをおすすめします。
コミュニケーション機能
プロジェクト管理ツールには、コミュニケーション機能が備わってるツールもあります。
- コメント
- チャット
- ワークフロー
コミュニケーション機能が備わっていれば、情報共有や業務連絡をする際に、メールやビジネスチャットツールを利用することなく、プロジェクト管理ツールの中で完結できます。
また、プロジェクトに関するコメントやワークフローは、メンバーであれば誰でも閲覧できるため、ナレッジとして役立つこともあるでしょう。
外部との連携機能
すでに導入している外部ツールや導入を検討している外部ツールがあれば、連携機能があるかを確認しましょう。ITツールは連携して活用することで、作業コストを削減させ、より効果的に活用できます。以下は、プロジェクト管理ツールと連携できるサービスの一例です。
- Chatwork
- Googleカレンダー
- モバイル端末
例えば、プロジェクト管理ツールとGoogleカレンダーを連携させた場合、どちらかにスケジュールを記入すればもう一方にも反映されるため作業の効率化ができます。
外部ツールと連携することで入力漏れを防ぎ、作業コストを削減するなど、利便性を高めることにつながるでしょう。
料金体系で選ぶ
プロジェクト管理ツールには、「従量課金制」と「月額固定制」があります。それぞれの料金体系について特徴を理解し、自社に最適な料金体系を確認しましょう。
従量課金制
従量課金制は、ツールを利用するユーザー数やストレージ容量に応じて料金が課金されるシステムです。
特定のプロジェクトで少人数利用する場合は、月額固定制より安く利用できる従量課金制のツールがおすすめです。事前に管理したいプロジェクト数やユーザー数を確認しておきましょう。
月額固定制
月額固定制は月額料金が設定されており、場合によっては容量やユーザー数に制限があります。
制限されている容量やユーザー数を超える場合は、プランを変更したり制限を超える容量・人数分だけ課金したりすることで利用できます。
月額固定制は、管理したいプロジェクトが複数あったり、ユーザー数が多かったりする場合におすすめです。しかし、プランによって料金が異なるため、管理したいプロジェクト数やユーザー数に対応できるプランがあるのかを必ず把握しましょう。
対応している言語で選ぶ
プロジェクト管理ツールには、国産のものだけでなく、海外の企業が提供しているツールもあります。そのため、ツールの種類によって対応している言語が異なります。
もしプロジェクト管理ツールの機能が自社に適していても、英語にしか対応していない場合、英語が分からない従業員にとっては活用が困難で、そのうち利用されなくなるといった課題も考えられます。
そのため、対応言語を確認し、プロジェクト管理ツールを利用する従業員がストレスなく利用できるツールを選びましょう。
トライアル期間の有無で選ぶ
プロジェクト管理ツールの種類によっては、無料のトライアル期間を設けているものがあります。トライアル期間がなく実際の使用感が分からないまま導入した場合、「思っていたより使いにくい」「欲しかった機能がない」などの問題が生じるかもしれません。
従業員にとって使いにくいものは活用されなくなり、必要な機能が備わっていなければ活用する意味がないという場合があります。使用感が分からないままでは、プロジェクト管理ツールの利用が定着しない恐れがあるので注意してください。
解決策としては、トライアル期間を使って実際に従業員に利用してもらい、感想や意見を取り入れて最適なツールを選ぶことが大切です。そのため、できる限りトライアル期間のあるツールを選ぶとよいでしょう。
導入目的を達成できるかで選ぶ
導入を検討しているプロジェクト管理ツールが、導入目的を達成できるものなのかを見極めましょう。プロジェクト管理ツールには、進捗管理以外にもさまざまな便利機能が備わっています。そのため、付属する機能によって解決できる課題があるかもしれません。
例えば、進捗の管理以外に社内コミュニケーションの活性化が目的であれば、コミュニケーション機能が搭載されていないツールでは目的が達成できません。
このように、プロジェクト管理ツールのメイン機能だけでなく、付属する機能によって導入目的を達成できるかを確認することが大切です。
企業の特徴にあっているかで選ぶ
自社の特徴とプロジェクト管理ツールの向き不向きが適しているかを確認しましょう。
- 企業規模
- 業務内容
- 社員の年齢層
- ツールの予定利用期間
自社の特徴を洗い出し、操作性の良し悪し・必要機能・費用の妥当性などを考慮することが大切です。
例えば、中小企業でツール導入の予算が少ない場合、低価格で必要最低限の機能が備わったツールを導入したほうがよいでしょう。予算を超えた高額なツールを導入しても、活用しない機能があるなど、費用対効果が高いとはいえません。
ツールによっては「BtoB/BtoC向け」「中小企業向け」など、特徴が記載されています。企業の特徴に合わせて、最適なツールを選びましょう。
サポート体制で選ぶ
プロジェクト管理ツールを導入後、使い方が分からなかったり不具合が発生したりすることも考えられます。このような場合、すぐに問い合わせができるのか、不具合に対応してもらえるのかなど、サポート体制も重要なポイントです。
ツールの提供会社によっては、24時間問い合わせが可能だったり、コンサルティングを行ってくれたりと充実したサポートが提供されています。そのため、自社にとって必要なサポートが整っているのかを事前に確認することが大切です。
安全対策で選ぶ
プロジェクト管理ツールでは、顧客情報やプロジェクト内容など、貴重な情報をを多く取り扱います。そのため、セキュリティ面に問題はないか、ツール側が実施している安全対策について確認しましょう。
安全対策を確認する際は、以下の内容を確認することをおすすめします。。
- 通信がSSLなどで暗号化されているか
- バックアップ体制は十分か
- プライバシーマークなどの認証マークを取得しているか
- 不正アクセスを防ぐセキュリティ保護システムは導入されているか
プロジェクト管理ツールを利用する際の注意点
プロジェクト管理ツールを導入・利用する際の注意点は2つです。
有効活用できない場合には無駄なコストになる
プロジェクト管理ツールは導入・運用に際して、利用料金が発生します。ツールを運用する期間中は、月額や年額で利用料金が発生し続けるため、中長期的に支払うコストであることを認識しなければなりません。
しかし、ツールを有効活用できていない場合、ツールの効果が得られないまま利用料金だけを支払うことになり、無駄なコストがかかってしまいます。
生産性が下がってしまうリスクも考えられる
プロジェクト管理ツールは、管理業務を効率化するために導入する場合がほとんどですが、ときには生産性を下げてしまうリスクがあります。
例えば、ツールに入力する項目が多すぎて、情報入力にかかる時間が増え、他の業務が進まないといったケースです。また、ITツールの利用に慣れていない従業員にとっては、ツールを使わないほうが効率的に仕事ができると感じることもあるでしょう。
そのため、ツール導入によって生産性が下がっている場合は、入力項目の見直しや活用方法に関する研修の実施など、ツールを活用しながら生産性を高められるような対策が必要です。
おすすめのプロジェクト管理ツールを比較し最適なものを導入しよう
プロジェクト管理ツールは、管理業務を効率化させる画期的なITツールです。しかし、備わっている機能や使いやすさ、利用料金など、ツールの種類によって特徴が異なります。
そのため、自社に適したツールを見極めることが大切です。本記事を参考に複数のプロジェクト管理ツールを比較し、自社に最適なツールを導入しましょう。
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