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動画配信システムの仕組みとは?種類やおすすめのシステムを紹介

2024/10/18 2024/10/18

動画配信システム

動画配信システムの仕組み

さまざまな動画コンテンツをユーザーに届ける「動画配信サービス」。すでにビジネスシーンでも広く活用されていますが、賢く導入するためにはその仕組みを理解する必要があります。本記事では、動画配信サービスの種類や仕組み、メリット・デメリットを詳しく紹介します。

動画配信システムとは

動画配信システムとは、インターネットを通じて視聴者に動画コンテンツを届けるサービスです。

あらかじめ録画した動画をオンデマンドで提供することはもちろん、リアルタイムでライブ配信を行ったり、テレビ電話のように互いの映像を共有することも可能です。

昨今では、多くの企業や個人が動画配信システムを利用して、商品やサービスのプロモーションや、エンターテインメントを提供しています。スマホ1台あれば、専門的な知識がなくても簡単に利用できる点も大きな魅力です。

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動画配信システムの仕組み

動画配信システムは、どのような仕組みで視聴者に動画を届けているのでしょうか。詳しい仕組みを見ていきましょう。

動画のアップロード・エンコード

動画配信を行うためには、まず撮影した動画をサーバーにアップロードする必要があります。

ただし、ただアップロードするだけではファイルが大きすぎたり、互換性の問題が生じるケースがあるでしょう。そこで、動画をエンコード(データ形式の変換)することで、サーバーの配信方法に適したファイル形式に整える工程が求められます。

動画データを規則正しくエンコードすれば、どんな環境のユーザーにも快適な閲覧環境を提供できるようになるでしょう。

ストレージ保管

アップロードされた動画ファイルはストレージサーバーに保存され、ユーザーに送信しやすい形式に整えられます。

また、バックアップや冗長化などで配信サービスの品質を強化することで、視聴者はいつでも安全に動画へアクセスできるようになるほか、配信者は動画データを失うリスクに対処することができます。

コンテンツの配信

動画データがストレージに保存された後は、動画を公開するための配信ページや、Webサイトやブログに埋め込むためのコードを生成します。

この段階から、視聴者はインターネット上で動画を再生できるようになり、企業はマーケティング効果などの恩恵を受けることが可能となります。また、生成された埋め込みコードは、その動画を他のサイト上でも簡単に表示することを実現するため、コンテンツの拡散を大きく後押しします。

視聴ログの取得

動画が配信された後には、視聴ログを取得することが可能です。

視聴ログには、視聴者がどれだけの時間動画を見たか、どの部分で視聴を止めたか、などの詳細なデータが含まれています。これらのデータを分析すれば、視聴者の興味や関心をより深く把握し、今後の動画制作に役立てることができるでしょう。

動画配信システムの配信方法の種類

動画配信にはいくつかの方法があり、それぞれに特徴があります。代表的な配信方法について、以下に詳しく見ていきましょう。

ライブ

ライブ配信とは、リアルタイムで視聴者に動画を届ける方法です。

スポーツ中継などの臨場感が重要なコンテンツに適しているほか、視聴者と双方向のコミュニケーションが実現できるため、オンラインセミナーなどで即時にフィードバックを得ることができる点が大きなメリットです。

また、時間や場所の制約を受けずに、リアルな雰囲気を届ける手段としても非常に有効です。

ライブ配信とは?オンデマンド配信との違いやメリット・デメリットを解説

疑似ライブ

疑似ライブ配信とは、事前に録画・編集されたコンテンツを、あたかもライブであるかのように決められた時刻に配信する方法です。

この配信方法の利点は、事前にコンテンツを準備しておくことで品質を保証できる点や、視聴者にリアルタイム感を提供できる点にあります。

企業のウェビナーや講演会など、事前に準備が必要なシーンでよく利用されるように、ライブ配信のような緊張感を伴わずに安定した配信を可能とします。また、同じコンテンツを繰り返し配信できる点も大きな魅力と言えるでしょう。

オンデマンド

オンデマンド配信とは、あらかじめ動画コンテンツをサーバーに保存し、視聴者が自分の都合の良いタイミングを選んで視聴する配信方法です。

ライブ配信とは異なり、視聴者は時間に縛られることなく、好きな時に動画を再生することができます。企業の研修動画やプロモーションコンテンツなどでよく利用されるように、長期的に幅広いユーザーにコンテンツを届ける用途に適しています。

ダウンロード

ダウンロード配信とは、動画データをインターネット経由で視聴者の端末にダウンロードし、全てのデータを保存した後に視聴する方法です。

この方法では、ダウンロードさえ完了していれば、オフライン環境でも動画を再生することが可能です。視聴者はネット接続の有無に関わらず、好きな時に動画を楽しむことができるため、移動中などのスキマ時間を埋める用途にふさわしい配信方法と言えるでしょう。

こうした特性から、企業の研修資料や教育コンテンツなどで広く活用されています。

企業が動画配信システムを利用するメリット

企業が動画配信システムを導入すると、さまざまな利点があります。具体的なメリットについて、以下に詳しく見ていきましょう。

文章よりも内容を伝えやすい

動画は文章よりも圧倒的に多くの情報を含んでいるため、コンテンツの内容が視聴者の印象に残りやすくなります。

また、音声だけを抜き出したコンテンツを移動中に聴いたり、文章だけの抜き出したコンテンツを繰り返し咀嚼するなど、ユーザーが最適な楽しみ方を選択する余地を生むことも可能です。

動画を適切に活用できれば、企業はより効果的にメッセージを伝えることができるでしょう。

スムーズに情報が共有できる

動画配信システムを活用すると、各拠点への情報共有がよりスムーズになります。

例えば、重要な会議や研修内容を動画として配信すれば、遠隔地の社員にもスピーディに同じ情報を伝えることができます。また、動画は何度でも視聴できるため、復習などの用途にも役立つでしょう。

コンテンツが管理しやすい

動画配信システムを利用すれば、動画コンテンツの管理が簡単になります。

サービスを通じて、配信する動画を一元的に管理できるため、膨大な数のコンテンツも効率よく整理・分類が可能です。また、閲覧のアクセス権限を設定すれば、データのセキュリティを容易に担保できるはずです。

データ収集・分析を行える

動画配信システムを活用すれば、視聴者の反応や視聴時間などのデータを収集し、次のコンテンツ作成に役立てることが可能です。

どのポイントが視聴者に響いたのか、逆に興味を失った要因は何なのか、などをわかりやすく把握できるため、自社でデータ分析の仕組みを用意する必要がなくなります。

企業が動画配信システムを導入するデメリット

動画配信システムを導入することには、一定のデメリットも存在します。具体的なデメリットについて、以下に見ていきましょう。

コンテンツ制作に時間やコストがかかる

動画配信システムを導入するデメリットの一つは、コンテンツ制作にかかる時間とコストです。

動画を作成するには企画や撮影、編集といった工程が必要であるため、専門的な技術や人材、設備への投資が求められます。したがって、企業は動画配信を運営するための予算やリソースをしっかりと計画し、効率的に進行していく覚悟が求められます。

視聴者数・データ容量に上限がある

動画配信システムを利用する際には、サービスによっては視聴者数やデータ容量に上限が設けられてます。

つまり、多くの視聴者がアクセスすると配信が不安定になることがあり、これに対処するためには追加費用が発生することもあるでしょう。

また、データ容量の制限があると、長時間の動画や高画質のコンテンツを配信すること自体ができなくなります。こうした制限を事前に把握し、必要に応じて適切なプランを切り替えることが必要です。

企業が動画配信システムを選ぶポイント

企業が動画配信システムを賢く選ぶには、いくつかのポイントがあります。具体的な選び方について、以下に見ていきましょう。

導入目的に適した機能

動画配信システムを選ぶ際には、導入目的に合った機能が備わっているかをよく確認しましょう。

例えば、社内研修用であれば、セキュリティや視聴ログの取得が必要となりますが、外部向けのマーケティング用であれば、動画の再生品質や同時視聴者数への対応が重視されるでしょう。

まずは導入目的をしっかりを確認し、目的から逆算してシステムを選ぶことで、失敗のリスクはほぼ消すことが可能です。

誰でも使える操作性

動画配信システムを選ぶ際には、操作性がシンプルなものを優先しましょう。

なぜなら、長く運用を続ければ多くの人が操作する可能性がある以上、特別な知識がなくても使えるシステムを選ぶことが、組織としての柔軟性につながるためです。

システムの選定は、知識ある担当者に任せられることが多いですが、初心者の目線でもあつかいやすいシステムを選ぶ視点を忘れずにいれば、その後のトラブルを最小限に抑えられるはずです。

費用対効果が見込める料金

動画配信システムを導入する際には、費用対効果をしっかりと確認しましょう。

導入目的を超えた機能への投資は不要なコストとなるため、システムの機能やサポート内容が料金に見合うか、無料トライアルが提供されているか、などを事前に確認することをおすすめします。

無料トライアルを活用しながら、実際の使い勝手や効果を確かめて判断を下すとよいでしょう。

充実したセキュリティ・サポート

動画配信システムを選ぶ際には、セキュリティとサポート体制の充実度をよく確認しましょう。

とりわけ、企業や個人の機密情報を含む動画コンテンツを扱うならば、セキュリティレベルの高いシステムを導入しておく必要があります。

また、配信中のトラブルや不具合に対しても、迅速かつ適切に対応してもらえるサポート体制も重要です。顧客からの信頼性を重視する場合には、セキュリティに一定の予算を割いておくことで、余計な障害対応にかけるコストを予防することができるでしょう。

企業の動画配信におすすめのシステム

動画配信を成功させるためには、適切なシステムの選定が重要です。おすすめの動画配信システムを、以下にご紹介します。

necfru

necfruは、動画一本から大規模配信まで、予算に合わせたサービスを選択できることが特徴であり、想定視聴者数100~20,000人/月までの、幅広い規模の配信を実現してくれます。

さらに、視聴者数や動画の保存容量が無制限であるため、大手企業による大規模配信にも適応できる力を備えたサービスと言えるでしょう。

提供元株式会社ネクフル
初期費用要問い合わせ
料金プラン
  • 少量の動画:5,000円~

    ※1時間の動画を1日だけ配信した場合、想定視聴者数:100人/回

  • 中規模配信:11万円~

    ※1時間の動画30本を1ヵ月間配信した場合、想定視聴者数:1,000人/月

  • 大規模配信:44万円~

    ※1時間の動画500本を通年で配信した場合、想定視聴者数:20,000人/月

機能・特徴動画1本から大規模配信まで短期から長期まで対応、必要な機能だけを組み合わせ可能、過去に制作事例がなくても実現方法を提案、顧客専用の動画配信プラットフォームほか
URL公式サイト

UIshare

UIshareは、ビジネスのDXを加速させるクラウド型動画配信プラットフォームです。

全てのプランで初期費用が無料であるほか、定額プランではユーザー数とデータ転送量が無制限となることが強みです。また、1,000円からスタートできる従量IDプランが存在するなど、企業規模を問わずに動画配信プラットフォームを利用できる体制が整っています。

また、セキュリティにも定評があり、最高品質のAWSによるセキュリティや、IPAに準拠したレベルのセキュリティによる稼働実績を提供してくれるでしょう。

提供元株式会社ユイコモンズ
初期費用要問い合わせ
料金プラン
  • 運用サポートプラン:10万円~
  • 初期導入パッケージプラン:20万円~
  • 動画コンテンツ制作サービス:25,000円~/1本
機能・特徴動画コンテンツ配信、データファイル、共有、テスト機能、アンケート機能、イベント開催機能、ライブ配信、アクセス、コントロール、カテゴリー機能、組織・アカウント、管理、視聴分析、修了証発行、マイページ機能、オリジナル、ポータル、マルチデバイス、多言語対応、VR動画配信、カード決済機能、オンライン学習、コンテンツほか
URL公式サイト

viaPlatz

viaPlatzは、迅速・正確な情報共有や社員のスキル向上を支援する、法人向け動画配信システムです。

「書込み・ディスカッション」というユニークな機能を備えており、動画にホワイトボードのように図形や文字を書き込むことで、知識やノウハウを共有することができます。

また「理解度確認テスト・アンケート」の機能では、動画を見終わった視聴者にテストやアンケートを実施することで、その理解度を定量的に把握することが可能です。社内研修や新人教育に適した機能として、人事分野などで重宝されています。

提供元NTTテクノクロス株式会社
初期費用
  • パブリッククラウドサービス:55,000円(税込)~
  • プライベートクラウド:33万円(税込)
  • オンプレミス:330万円(税込)~

    ※サーバ・各種ハードウェア・各種ソフトウェア・インストール費用・現地作業・サポート費用が別途必要

料金プラン
  • パブリッククラウドサービス:10万円(税込)~/月
  • プライベートクラウド:33万円(税込)/月
  • オンプレミス:要問い合わせ
機能・特徴2段階認証、視聴者設定、視聴ログ、簡易動画編集、権限設定、アクセス制御、スライド制御、埋め込みプレイヤー、視聴者ページ、書込み・ディスカッション、理解度確認テスト・アンケート、ライブ配信、AD連携ほか
URL公式サイト

OneStream

OneStreamは「誰でも簡単に会員動画サイトが作れること」を目指した動画配信システムです。

コードやデザインなどのスキルを一切必要とせずに、誰でも簡単に動画サイトを作れるほど、シンプルに洗練されたシステムです。また、ユーザ数やデータ転送量にも制限がないため、将来的な負荷を考えずに動画サイトを立ち上げることが可能です。

さらに、いつでもテクニカルサポートに質問できる体制が整っているため、Zoomを繋ぎながら無料レクチャーを受けたり、直接質問をして疑問を解決することができるでしょう。

提供元株式会社ルートチーム
初期費用
  • 基本・プロ・ビジネス:無料
  • エンタープライズ:要問い合わせ
料金プラン
  • 基本:10,780円(税込)/月、11万6,424円(税込)/年
  • プロ:21,780円(税込)/月、23万5,224円(税込)/年
  • ビジネス:43,780円(税込)/月、47万2,824円(税込)/年
  • エンタープライズ:要問い合わせ
機能・特徴動画配信、ユーザ管理、分析、マーケティング、Eラーニング、サイトデザイン、ユーザ機能、再生プレイヤー、サイト設定、ユーザ課金、アプリほか、専用アプリエクスポート、iOS・Androidアプリほか
URL公式サイト

Video Cloud

Video Cloudは、次世代のインタラクティブ動画に対応した動画配信プラットフォームです。

累計7500社を超える企業の動画制作に携わってきた知見をもとに、専属の担当者が動画制作の打合せから納品までを対応してくれるため、はじめて動画配信をする企業に適したサービスです。

また、システムに蓄積された動画の視聴データだけでなく、Webサイトなどのマーケティングデータを元に、クライアント企業のDX化をサポートするプランが評価されています。動画配信とDXを同時に推進したい企業にとっては、極めて理にかなったサービスと言えるでしょう。

提供元株式会社ファインズ
初期費用要問い合わせ
料金プラン
  • ライトプラン:5,000円/月
  • スタンダードプラン:10,000円/月
  • プレミアムプラン:35,000円/月
機能・特徴動画制作サービス、インタラクティブ動画制作サービス・配信プラットフォーム、レポート機能、DXコンサルティングほか
URL公式サイト

動画配信システムの仕組みを理解した導入が大切

動画配信システムを導入する際には、その仕組みをしっかり理解しつつ、企業の目的を叶えてくれるシステムを選ぶことが重要です。

ライブ配信やオンデマンド配信、視聴ログの活用などが必要かを正しく見極め、費用対効果やセキュリティ面にも注意を払う必要があります。しかし、適切なシステムを選ぶことに成功すれば、効率的なコンテンツ配信によって企業の成長を後押ししてくれるはずです。

各システムの特徴や自社のニーズを深く把握したうえで、賢く導入を成功させましょう。

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ビズクロ編集部
「ビズクロ」は、経営改善を実現する総合支援メディアです。ユーザーの皆さまにとって有意義なビジネスの情報やコンテンツの発信を継続的におこなっていきます。

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