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SNSは商材じゃなく、企業の人柄でファンを作る

SNSを用いた企業PRで成功するための秘訣とは?

SNSは商材じゃなく、企業の人柄でファンを作る

独創的なクリエイティブでお客様を支援する株式会社おくりバント。お客様を得点圏に進めることを目指し、様々なプロモーション企画をされています。今回はSNSを使った企業PRについて、メリットや大切にすべきポイントを教えていただきました。※本文内、敬称略

お話を伺った人
  • 西久保 剛さん

    西久保 剛さん

    株式会社おくりバント

    代表取締役社長

    広告やPR、ブランディングを主軸に、MV・CM制作、X運用などを行うPR会社。公式You Tubeチャンネル「おくりバントちゃんねる」では、動画をリピート視聴する“熱烈なファン”が増殖中。社名には、自己犠牲の精神でお客様を得点圏におくりたいという思いが込められている。

情報が溢れる社会、今までと違う認知獲得を望む顧客の高まり

——ここ10年ほど企業PRの在り方が大きく変化していると思うのですが、この変化をどのように考えておられますか?

西久保 剛氏(以下、省略):やっぱりSNSの影響力は、ここ数年強くなってきてると思います。

今では当たり前のように顧客アプローチや採用広報にSNSが使われていますよね。その企業を知りたいと思った時、ホームページだけを見て情報収集するのは、一昔前のことになりつつあって、今では漏れなくSNSも見て判断の一つにしてるっていうのがある。

なのでやり方さえ間違えなければ、企業PRでもかなり有効に使えるなという感覚があります。いろんなPR手法がある中でも、SNSは主力ツールになっているし、今後も当分は継続する流れだと思います。

——企業PRの在り方が変化しているなかで、おくりバントはどういった役割や成果を求められることが多いのでしょうか?

僕たちは、作ってるクリエイティブの印象から、尖った企業さんとのお付き合いがほとんどと思われがちなんですよね。

でも、コンサバ(保守的)な企業さんから、「ちょっと変わったことをやりたい」、「今までとは違った認知を獲得したい」みたいなところで、お声がけいただくことも結構あるんです。

実は、そういったお声がけは、自分たちがやっている公式YouTubeチャンネル「おくりバントちゃんねる」がきっかけになっていて、僕たち自身もSNSって、すごいな、と。

実際に、誰もが知っているような有名企業さんから代理店も通さずに、DMで連絡をいただいたこともあります。その時は、思わず「本人ですか?なに目的ですか?」と疑いましたけど(笑)。

もともと僕たちは、もはや「顧客を取りたい」とすら思わずに、「花火を打ち上げる」ような感覚で、お客さんのPR戦略やクリエイティブを考えることが多くて。今、とにかく情報が溢れる中で、これまでのようなコンサバな情報伝達ばかりでは、埋もれてしまう。そこで、そういった「花火」を、お客さん側からも求められるケースが増えている感覚はあります。

実際おくりバントがクリエイティブで入ると「あの会社よくこんなの許したな」みたいな反応が多くなるんですが、僕は、おくりバントがやるなら、それが正解だと思っています。一見怒られたり炎上したりしそうなんだけど、実際は炎上することなく注目を集められる。そういった紙一重のところが僕たちが狙っているところでもあり、求められるものだと思っていますね。

SNSを活用するメリットは安さと拡散力とファン形成力

——企業PRでSNSを活用するメリットについて教えてください。

費用的に安いっていうのはまずありますよね。僕らが支援するケースだと100万円を切るんですよ、SNSの月額運用費って。そう考えるとどれだけ高くても年1,200万円の話ですから。1年365日毎日アピールしても、それくらいの予算感に収まる。でもマス媒体やYouTubeとかに広告を出すとなるとこうはいかないですよね。

あと拡散力の高さはやっぱり強みです。「めちゃくちゃバズる」、その可能性ですよね。

僕らの仲間の話で言えば、中野の盆踊りでボン・ジョヴィの曲をかけたDJがいたんですけど、その盆踊りの動画をXに投稿した人がいて。その投稿をボン・ジョヴィ本人がリポストしてくれたんです。

こういうことって日本のマス媒体では絶対起きないですよね。ワールドワイドであるからこそ、バズる可能性が無限大にあるっていうのが、SNS活用の最大の強みだと思います。

——ユーザーと相互コミュニケーションを取れるという点は企業PRにおいても利点になるのでしょうか。

そうですね。毎日アウトプットしていくことで、割とファンというか好意的に見てくれるユーザーが増えたり、リプしてくれたりするんです。こういったやり取りを繰り返すことで、徐々に思い入れが強くなっていくっていうのは本当にある。

こういう部分は、企業PRでいうと採用広報には特に有効だと思いますね。会社の風土とか強みをアウトプットしていくと、これを見てくれる人がいて。そういった人が面接に来ると既に面接官と共通言語がある状態なんです。求職者側も企業についてほぼ知っている状態で、あとは答え合わせみたいな感じで選考を進んでいくので、面接過程の辞退率や入社後の退職率が下がったり、内定承諾率が上がったりする効果も期待できるんですよ。

あと、面接に必ず登場する社長とか役員をうまくSNSでPRしておくことで、選考の際にある種、芸能人じゃないですけど、「本物に会えた!」みたいな感覚になってもらえるんです。そうすると社長や役員が発する言葉が入ってきやすくなるんで、そういう意味でもSNSは採用広報とものすごく相性がいいと思います。

この記事の続き

西久保さんに聞く
⚫︎X、Facebook、TikTok…企業PRにおけるSNS使い分けのポイント
⚫︎おくりバントがSNS活用で「絶対にやらないこと」
⚫︎伸びるSNS運用の特徴・成功の秘訣とは?

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ビズクロ編集部
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