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アフィエイト広告の費用相場はどのくらい?費用対効果を高めるポイント

2024/10/22 2024/10/23

アフィリエイト広告

アフィリエイト広告の費用相場

一般的に成果報酬型の料金体系が採用されている「アフィリエイト広告」。成果が発生した場合にのみ費用を支払いますが、そもそもアフィリエイト広告運用にはどのくらいの費用がかかるのでしょうか。本記事では、アフィエイト広告の費用相場や費用対効果を高めるポイントを詳しく解説します。

アフィリエイト広告とは?

アフィリエイト広告はWeb広告の一種で、ブログやWebサイト、SNSなどを通じて商品やサービスを紹介し、掲載したリンクを経由して所定の成果が発生した場合に報酬が発生します。

商品・サービスを紹介するブログやWebサイト、SNSなどの運営者はアフィリエイターと呼ばれ、企業広告などの中から自分のコンテンツと親和性の高いものを選んで掲載します。

アフィリエイト広告は成果報酬型の広告で、報酬が発生するタイミングは、広告が表示された場合やリンクがクリックされた場合、またはリンク先のページで商品やサービスが購入された場合など、契約によってさまざまです。サービスに登録した場合に報酬が支払われることもあります。

アフィリエイト広告とは?仕組みや種類・メリットとデメリットについて簡単に解説

アフィリエイト広告の仕組み

アフィリエイト広告は、広告主・アフィリエイター・ASP・サイト訪問者の四者から成り立ちます。

広告主とは、自社の商品やサービスを宣伝・販売するためにアフィリエイト広告を出稿する企業のことです。広告主はASPに広告出稿を依頼し、広告費を支払います。ASPとは、独自のシステムで広告を管理する「アフィリエイト・サービス・プロバイダ」のことです。一方のアフィリエイターはASPに登録し、提供されている広告の中から自身のコンテンツに合うものを選んで掲載し、成果に応じてASPから報酬を受け取ります。

サイト訪問者は、アフィリエイターが運営するブログなどを訪問し、広告を見て関心を持ったらリンク先のページから商品やサービスを購入します。

アフィリエイトの始め方・やり方について|準備するものや覚えておくべき知識

アフィリエイト広告の費用相場

アフィリエイト広告を出稿する場合の目安となる費用相場について解説しましょう。アフィリエイト広告の費用には大きく分けて、初期費用・月額費用・成果が出た場合に発生する成果報酬費用・ASPに支払う手数料の4種類があります。

ASPについては、開設費用や固定費がかかることが一般的ですが、最近では無料のプランも出てきています。

項目内容相場
初期費用ASPのアカウント開設に必要な費用4〜5万円前後。最近は初期費用無料のASPもある。
月額費用ASPの固定費3〜5万円前後。月額費用無料のASPもあり。
成果報酬費用成果があった場合にアフィリエイターに支払う成果報酬広告主が任意で金額を決定。
  • 定率型:商品やサービスの販売価格の数%
  • 定額型:成約1件につき定額料金を支払う
手数料広告主がASPに支払う費用アフィリエイターに支払う報酬額の30%前後。

初期費用の相場

初期費用は広告主がASPと契約する初月のみ発生する費用で、4〜5万円前後が相場です。初期費用にはASPの広告配信システムのアカウント設定料や契約手数料が含まれます。交渉によっては、ディスカウントできる場合もあるようです。

昨今では初期費用が無料のASPも出てきました。ただし、初期費用がかからないASPは、その分手数料が高いケースもあるため、検討する際には総額を確認することを忘れないようにしましょう。複数のASPと契約すると、その分初期費用もかさみます。

アフィリエイトにかかる初期費用はいくら?費用の内訳・始める時の流れを解説

月額費用の相場

月額費用とはASPの利用料で、3〜5万円前後が相場です。この利用料は広告の成果が出なかった場合でも、必ず発生します。長期間の契約を結ぶ場合は、1か月あたりの料金が割引されることが多いようです。

最近では月額費用が無料のASPもありますが、利用できるサービスが限られる場合が多いため、契約前にサービス内容をチェックしましょう。

成果報酬費用の相場

成果報酬費用は、広告の成果が発生した場合に支払うもので、アフィリエイターへの報酬とASPの手数料があります。成果は、広告が表示された場合や広告を通じて商品やサービスが購入された場合、会員登録がなされた場合などです。

広告主はASPに成果報酬費用を支払い、その中からASPが既定の費用をアフィリエイターに支払う仕組みです。

アフィリエイターへの成果報酬の額は広告主が決めることができます。商材や単価、競合他社の販売価格などを踏まえて決めましょう。成果報酬が高すぎると成果報酬費用の負担が増す一方、成果報酬の設定が安すぎると広告を掲載してくれるアフィリエイターが見つかりません。バランスを考慮した金額を設定してください。

ASPの手数料は、アフィリエイターに支払う報酬の30%が相場です。

定率報酬

定率報酬はアフィリエイターへの成果報酬形態の一つで、売上金額を基に報酬金額を決める方法です。具体的には、売上金額に一定の割合をかけて算出した額が報酬になります。

高額商品が売れればその分アフィリエイターの収入が増えるため、アフィリエイターの意欲を喚起しやすいといえるでしょう。定率報酬はホテルの予約サイトなどで採用される傾向にあります。

定額報酬

定額報酬もアフィリエイターへの成果報酬形態の一つで、CV数(コンバージョン数)一つにつき、あらかじめ定められた報酬金額を支払う方法です。

報酬の計算が単純明快なため、報酬を巡るトラブルが起きにくいメリットがあります。また、カタログ請求などの売上が発生しない成果の場合でも、定額報酬であれば対応可能です。

アフィリエイト広告の運用代行会社おすすめ11選を比較|費用相場や選び方

アフィリエイト広告の運用を依頼する場合の費用相場

アフィリエイト広告の運用は代理店に依頼することもでき、この場合、運用代行費用は月額20〜50万円前後が相場です。代理店によってプランは異なりますが、成果報酬型のみ、月額費用のみ、または成果報酬と月額費用の組み合わせが多いようです。

成果報酬型は、その名のとおり成果報酬に応じた手数料を支払うプランです。成果が発生しなければ報酬は発生しません。ただし、成果が大きければ、その分支出が増えることには注意してください。

月額費用のみのプランは、毎月決まった金額を支払うパターンと、広告費の10〜30%を支払うパターンがあります。成果報酬と月額費用を組み合わせたプランは、月額費用のみのプランに比べると月額費用は抑えられているものの、成果が発生するとその分の手数料が増えます。

代理店に運用代行を依頼すれば、ASPとのやり取りや不正クリックのチェック、広告で扱う商品の管理などを任せられるため、自社の負担軽減が可能です。その分コア業務に注力できるメリットがあります。アフィリエイト広告の運用経験がない場合でも、運用代行を会社に依頼すれば一定の成果が期待できるでしょう。

アフィリエイト広告の費用対効果を高めるポイント

アフィリエイト広告の費用対効果を高めるために、押さえておきたいポイントがいくつかあります。具体的に見ていきましょう。

アフィリエイト広告に向いている商材を選ぶ

アフィリエイト広告には、向いている商材と向いていない商材があるため、自社の商材の向き不向きを確認しましょう。

アフィリエイト広告に向いているのは、日用品や食品、美容系商品など、広告を目にしたユーザーが手軽にアクションを起こせる商材です。特に、単価がさほど高くない商材は購入につながりやすいといえるでしょう。同様に、無料会員登録が目的であれば、申し込みのハードルが低いためアフィリエイト広告に向いています。

商材・予算に合うASPを利用する

ASPによって得意なジャンルや料金プランが異なるため、自社の商材や予算に合ったASPを選んでください。例えば、女性向け商品やサービスを中心に扱うASPもあれば、金融系が得意なASPもあります。

当然、登録しているアフィリエイターも、ASPと同様のジャンルを専門としているアフィリエイターが中心です。アフィリエイターにユーザーの興味・関心を引くような情報発信をしてもらうためにも、自社の商材と親和性の高いASPを利用しましょう。

また、料金プランもASPによって異なります。初期費用や月額費用を確認するだけでなく、見込まれる成果報酬費用を算出したうえでASPを選びましょう。

成果報酬を適切な金額に設定する

アフィリエイターに支払う成果報酬の設定も重要です。成果報酬の金額設定が高すぎると、費用がかかりすぎて利益が減ってしまいます。一方、報酬金額が低すぎると、アフィリエイターのモチベーションが低下し、なかなか広告を掲載してもらえなくなってしまうでしょう。

適切な金額がわからない場合は、ASPの担当者に相場を確認してください。また、相場だけを当てにするのではなく、自社の利益率や商品価格なども考慮して決めましょう。

LPを最適化しCVにつなげる

アフィリエイト広告の成果を最大化するには、LPの最適化も欠かせません。アフィリエイターが運営するブログなどから広告を経由してユーザーがLPを訪れても、LP自体に魅力がなければCV率は上がらないでしょう。

CV率が上がらない場合はLPのファーストビューや導線、UIなどを見直し、ユーザーニーズを満たしているかをチェックしてください。A/Bテストも効果的です。

アフィリエイト広告にかかる費用を理解しておこう

アフィリエイト広告は成果報酬制なため、企業の負担は抑えられるものの、月額費用や成果発生時の成果報酬などの支出が発生します。さらにASPによって料金プランが異なる点に注意が必要です。予算を超える支出が発生しないように、アフィリエイト広告を開始する前に費用を十分に確認しましょう。

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