【2024年最新】おすすめのOKR管理ツール10選比較|無料製品やメリット・選び方
海外企業を中心に普及が進む、「OKR」。国内でも取り入れる企業が増えていますが、OKRをスムーズに導入するためにはどうすれば良いのでしょうか。本記事では、おすすめOKR管理ツール10選を比較し、メリット・デメリット等とあわせて紹介します。
目次
OKRとは
OKRとは「目標と主な結果」を意味するObjective and Key Resultsを略した言葉で、企業における目標管理の手法のひとつです。漠然とした目標ではなく、数値など具体的な目標を設定することがポイントとなります。たとえば、「売上を伸ばす」という目標なら、OKRでは「月の売上を5%増やす」と設定するということです。
これにより、企業・チーム・個人が向かうべき方向、取り組むべき内容が明確になります。
OKR管理ツールの選び方
OKRの効率的な運用や管理には、OKR管理ツールが役立ちます。選ぶポイントは以下のとおりです。
- 目的を達成できる機能が搭載されているか
- 操作性が高いか
- サポート体制が充実しているか
- ほかのなツールと連携できるか
目的を達成できる機能が搭載されているか
OKR管理ツールにより搭載されている機能やできることは異なります。そのため、ツールごとの機能やできることを把握して自社の目的や目標を達成できる機能が搭載されているかチェックしておきましょう。
機能や特徴を理解していない状態で導入してしまうと、ミスマッチにつながるリスクもあるので十分に注意が必要です。
操作性が高いか
OKR管理ツールを選ぶ際は、操作性の高さもチェックしましょう。
直観的に操作できITリテラシーの有無に関わらず、従業員の誰でも問題なく利用できる、使いやすいツールを選ぶのが大切です。
サポート体制が充実しているか
新しいシステムを導入すると、思うように運用できないことがあります。
自社にOKR管理ツールに詳しい従業員がいればよいのですが、そうでない場合は、サポートが必要です。その体制を確認しておくこともポイントです。
ベンダーの実績・サポート依頼の方法・具体的なサポート内容などをチェックし、安心して利用できるツールを選びましょう。
ほかのツールと連携できるか
OKR管理ツールとほかのツールとの連携により、さらに使い勝手がよくなることもあります。たとえばChatworkなどのチャットツールを利用している場合、連携によりコミュニケーションが取りやすくなるでしょう。
具体的に実現できる連携内容、連携ツールを確認し、役立つツールを選んでください。
OKR管理ツールおすすめ6選比較
さまざまなOKR管理ツールの中から、おすすめ6選の特徴などを紹介します。
Resily
Resilyは、Resily株式会社が運営するOKR管理ツールです。
シンプルで直感的な管理画面が特徴で、OKRをカード・ツリー形式で見える化する機能も搭載されています。これにより、自社の掲げている目標を一目で確認可能です。
また、目標の進捗状況をゲージで表示できるため、現在の状況が把握しやすい点もメリットといえるでしょう。
目標達成に向けた1対1でのスケジューリング、ミーティングの記録作成をサポートする1on1も、見逃せない機能のひとつです。
提供元 | Resily株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | スタンダードプラン:1,500円/月/1人 運用サポートプラン:要問い合わせ |
導入実績 | 150社以上(2023年8月時点) |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
Corvisio
Corvisioはアメリカの企業が提供するOKR管理ツールで、全世界50ヶ国以上で利用されています。
Corvisioの特徴として、数百人規模の従業員管理を楽にできることが挙げられます。人材のインポート、職務の割り当ても、効率的に進められるでしょう。また、チームの組織、メンバーのパフォーマンス確認、キャリア管理なども可能です。
経験の浅い従業員でも使いやすく、大企業をはじめ中小企業にも利用しやすい仕様となっています。
提供元 | Albert Solino |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | Business:$29/月/3~10ユーザー Elite:$59/月/11~30ユーザー Enterprice:要問い合わせ |
導入実績 | 50ヶ国2,000社以上(2023年8月時点) |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
HRBrain タレントマネジメント
HRBrainは、人事評価、人材データの管理・活用まで、一連の作業をワンストップで効率的におこなえるOKR管理ツールです。
顔や個性、資格、スキルなどの人材データを集約して一元管理し、社内での共有もできます。権限設定が柔軟にできる仕様になっているため、社員同士の理解を深めるツールとして利用できる点も、ポイントです。
初心者にも扱いやすい操作性を実現し、アンケートや人事評価なども効率的におこなえます。また、既存のシステムや他社サービスとの連携も可能です。
提供元 | 株式会社HRBrain |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
導入実績 | 2,000社以上(2022年12月時点) |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
Goalous
Goalousは、組織改善ツールとして高い評価を得ているOKR管理ツールで、テレワークにもおすすめです。
「目標・業務を見える化」「フィードバック活性化」「エンゲージメント向上」の3つを軸にしたOKR管理ツールということもあり、自律的な組織の構築にも役立つでしょう。
リアルタイムで従業員の業務内容と進捗状況を確認できるため、組織目標の浸透や情報共有がスムーズにおこなえるだけでなく、効率的なフィードバックも可能です。
提供元 | 株式会社Colorkrew |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 基本料金:33,000円(税込)~/月 |
導入実績 | 1,000以上のチーム(2023年8月時点) |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
WAKUAS
WAKUASは、OKRの導入から、ツールの定着化、成果の創出までをサポートするOKR管理ツールです。情報交換会やWAKUASユーザー会の運営も、他社ツールにはない魅力といってよいでしょう。
アプリにより、リアルタイムでOKRと1on1が連携でき、全員がOKRに対する当事者意識を持てる点も特徴です。また、OKR管理ツールを使用したノウハウを学びたい経営者に役立つサービスも、提供しています。
提供元 | 株式会社アジャイルHR |
初期費用 | WAKUAS 1on1 プラン:55,000円(税込)/月 WAKUAS パフォーマンスプラン:11万円(税込)/月 WAKUAS コンディションプラン:無料 |
料金プラン | ■WAKUAS 1on1 プラン
■WAKUAS パフォーマンスプラン
■WAKUAS コンディションプラン
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機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
MotifyHR
MotifyHRは、エンゲージメント向上と離職防止に特化したOKR管理ツールです。
離職率の低下、従業員のモチベーションアップなど、人事が抱える課題の解決を目的としているので、組織に対する愛着心や思い入れを高め、組織力を強化したい企業向きといえるでしょう。
会社での働きがいに関する質問に回答すると結果が可視化できる機能、社内SNSや体調管理機能が搭載されている点もポイントです。
提供元 | 株式会社アックスコンサルティング |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
【無料】OKR管理ツールおすすめ4選比較
OKR管理ツールには、無料で利用できるものもあります。
Asana
Asanaは、ダッシュボードに必要な情報をまとめられる機能を搭載したOKR管理ツールで、無料プランと有料プランがあります。
無料のベーシックプランでも、無制限のタスクやプロジェクト、メッセージ機能など充実の内容です。最大15人のチームメイトとのコラボレーション、100種類以上のアプリと連携できる機能もあり、個人や小さなチームのOKR管理であれば、無料でも十分に役立つでしょう。
提供元 | Asana,Inc. |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | Basic:無料 ■月払い
■年払い
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導入実績 | 100万以上のチーム(2023年8月時点) |
無料プランの機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
Weekdone
Weekdoneは、3名までであれば、無料で有料プランと同じ機能が利用できるOKR管理ツールです。
OKRの進捗をチャート形式でチェックできる点が特徴であり、チームだけでなく個人で利用する際にも便利です。
また、Weekdone用のアプリが用意され、会社や自宅だけでなく、外出先でも情報をチェックできる点が魅力といえます。OKRツールとしての機能も充実しており、実績も豊富なため、安心して利用できるツールといえるでしょう。
提供元 | Weekdone OÜ |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 3ユーザーまで:無料 ■月払い ■年払い |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
Perdoo
Perdooは、海外企業が運営するOKR管理ツールで、無料プランと有料プランがあります。
Perdooの特徴は、進捗状況をパーセンテージとグラフで見える化している点で、必要な情報を瞬時に把握することが可能です。
重要事項が確認しやすいので、目標達成に向けて社員の意識を統一しやすいツールといえるでしょう。
提供元 | Perdoo GmbH |
初期費用 | 無料 |
料金プラン | Software
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導入実績 | 2,000社以上(2023年8月時点) |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
monday.com
monday.comは、国内だけでなく海外でも活用されているOKR管理ツールで、特徴は、ニーズにあわせてワークフローをカスタマイズできる点です。見やすさと自由度の高さを備え、業務効率や生産性の向上が見込めることは、大きなメリットといえるでしょう。ステータスの変更がしやすく、感覚的に操作できる点も魅力です。
顧客とのコミュニケーションを一元管理できるワークフローなども用意されています。
サポート体制が年中無休で対応してくれるので、トラブルが発生したときも安心です。
提供元 | monday.com |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン |
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導入実績 | 世界18万6,000社以上(2023年8月時点) |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
OKR管理ツール導入のメリット
OKR管理ツールを導入するメリットは、以下のとおりです。
OKRをスムーズに進められる
OKRツールを導入すると、自社の目標を従業員全員で共有できるようになります。目標が可視化されると一人ひとりの業務内容やその意義も明確になり、OKRもスムーズに進められるでしょう。
OKR運用の手間を省ける
OKRの運用には、目標設定や進捗状況の確認、フィードバックなどさまざまな業務が発生します。
しかし、OKRツールを活用すれば自動化される部分もあり、効率的なOKRの運用が可能です。他部署の状況確認、連携もスムーズになり、企業全体の生産性向上も見込めます。
社内のコミュニケーションが活性化する
OKR管理ツールがあれば、全社の目標だけでなく、個人の目標を共有することができます。企業全体としての風通しがよくなり、部署を超えたコミュニケーションも可能になるでしょう。
コミュニケーションが不足しがちというテレワークの課題解決にも役立ちます。
OKR管理ツール導入のデメリット
OKR管理ツールを導入するデメリットについても確認しておきましょう。
社内に浸透するまで時間がかかる
新しいシステムの導入は、浸透、定着までに時間がかかります。OKR管理ツールも同様で、その点はデメリットといえるでしょう。
事前にマニュアルを作成したり、研修を実施したりして、準備を進めておくと安心です。
導入・運用に費用・手間がかかる
OKR管理ツールには費用がかかるだけでなく、導入から運用までの手間がかかることもデメリットといえるでしょう。
特に費用が1人あたりで設定されている場合、従業員が増えれば増えるほど費用もかさみます。
費用があまりかけられない場合は、費用が低めに設定されているクラウド型を検討することも方法です。
おすすめOKR管理ツールを比較・導入し企業の成長につなげよう
OKRは、企業やチーム、個人が達成するべき目標を具体的な数値などで設定して目標を管理する手法です。
OKRの運用と管理には手間がかかるため、OKR管理ツールの導入が運用する上でのポイントとなります。自社の目標に合ったツールを導入することで、効率的にOKRを進めることができます。自社に適したOKR管理ツールを導入して目標を達成し、さらなる企業の成長を目指しましょう。
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