【2024年最新版】無料で使えるおすすめのタスク管理ツール10選!個人・チーム別に最適な製品・選び方を紹介
抱えているタスクの業務内容や進捗を把握することは、個人やチームにおいて非常に重要です。本記事では、無料で使えるタスク管理ツールを個人向けとチーム向けに分けて紹介します。選び方のポイントについても解説するので、選定時の参考にしてみてください。
目次
タスク管理とは?
タスク管理は、1つの仕事を完了させるために必要なタスク(業務)を細分化して洗い出し、優先順位をつけたり、担当者を決めたりなどして進捗を管理することです。適切なタスク管理をすることで仕事の効率化が図れるため、多くのビジネスマンが実践しています。
タスク管理ツールを導入している企業が増えている理由
昨今、テレワークの普及により、ますますタスク管理ツールを導入する企業が増えています。テレワークは、従業員が離れた場所で仕事をするため、各従業員のタスク管理や情報共有による連携が企業にとって大きな課題となりがちです。
タスク管理ツールは、タスクをチームメンバー全員で一括管理でき、自宅や外出先にいても内容や進捗の確認を行えます。従業員が離れた場所で働いていても、効率的にタスク管理や情報共有ができることから、タスク管理ツールを導入する企業が増えているのです。
▷タスクマネジメントとは?基本手順から効率的な管理方法まで徹底解説!
▷タスク管理の意味とは?具体的な方法や効率的に管理するポイントをわかりやすく解説
タスク管理とプロジェクト管理の違い
タスク管理と似た言葉に「プロジェクト管理」があります。プロジェクトとは、目標を達成するために必要な計画のことです。一方、タスクはその計画を進めるために必要な業務を指し、各タスクの担当者が行います。
プロジェクト管理は基本的にチームの管理者が行うものです。プロジェクトを進めるために必要なタスクを洗い出し、それをメンバーに振り分けるなどして管理します。このように、2つは違うものですが、仕事を成功させるためにはどちらも欠かせないものと言えるでしょう。
▷プロジェクト管理とは?目的ややり方・メリットやフローを紹介
タスク管理ツールの導入で得られるメリット
ここでは、タスク管理ツールを導入することで得られるメリットを紹介します。
タスクの進捗状況を可視化できる
タスク管理ツールを導入することで、タスクの進捗状況を可視化できます。ツール上ですべてのタスクが一元管理できるため、メンバーそれぞれのタスクの優先順位を把握することが可能です。
ツールを活用してタスクを可視化すれば、抜け漏れ防止にもつながり、プロジェクトの遅延を防ぐことができるでしょう。
メンバー間のコミュニケーションが活発化する
タスク管理の活用によってメンバー全員のタスク状況を詳細に把握することで、コミュニケーションの活性化が期待できます。チームで情報を共有しあえば、メンバーそれぞれが意見やアイデアを出しやすくなるでしょう。また、お互いに自然とフォローしあえる環境をつくることにもつながります。
リソースの配分を最適化できる
リソースの配分を最適化できるのもメリットのひとつです。メンバー間の情報共有によって、リソースに余裕のある箇所とそうでないところがリアルタイムで把握できます。その結果、余裕のあるところからリソースを回せるようになり、業務やプロジェクトの遅延が発生するのを防ぐことが可能です。
社内データの共有や蓄積ができる
タスク管理ツールでは、社内データの共有や蓄積が可能です。多くのタスク管理ツールにはタスクの進捗状況や完了率を分析する機能が備わっているため、蓄積されたデータを分析して業務プロセスの改善点を見つけることができます。データにもとづいた意思決定を行うことで、組織全体の業務効率化も実現できるでしょう。
▷【無料版あり】カンバン方式のタスク管理ツール6選!メリットや効率化・見える化のポイント
無料のタスク管理ツールを選ぶ際のポイント
ツール選びで失敗しないためには、選定のポイントを把握しておくことが大切です。ここからは、無料のタスク管理ツールを選ぶ際のポイントを紹介します。
必要な機能が搭載されているか
自社に必要な機能が搭載されているかは、もっとも重要なポイントです。無料のツールは有料のものと比べて機能に制限がある場合が多く、導入してみたら必要な機能が搭載されていなかったというケースも考えられます。
複数人のチームでタスクを管理したい場合は、共有機能の有無を確認してください。共有機能が搭載されていないと、その都度メールやチャットを利用して進捗状況を共有する必要があり、ツールを導入した効果を実感できないでしょう。
どのタイミングで費用が発生するか
無料のタスク管理ツールのなかには、一定期間が過ぎたら有料になるものも存在します。各ツールによって無料で利用できる期間は異なるため、導入の前に必ず確認することが大切です。
また、無料のプランでは利用できる人数やタスク数が限られていることも多く、チームのメンバーが増えたりすれば有料プランへの移行を検討する必要があります。コストを抑えるために別のツールに乗り換えることも可能ですが、データ移行に手間や時間がかかるためおすすめできません。
できるだけ低コストで利用したい場合は、お試し利用をする前に、有料プランの価格も把握しておきましょう。
▷無料で使えるおすすめのタスク管理・todoアプリ11選!個人・ビジネス利用できるアプリの選び方
セキュリティに問題がないか
無料のツールであっても、セキュリティ対策が施されているかを確認しましょう。セキュリティの脆弱性があった場合、情報漏えいによって機密情報や個人情報などの重要なデータが流出することが考えられます。
タスク管理ツールを選定する際は、通信や情報が暗号化されているか、第三者機関のセキュリティ認証を取得しているかなど、強固なセキュリティ体制が整備されているかを確認しましょう。
導入・利用にあたってサポートが受けられるか
ツールの導入や利用にあたって、サポートが受けられるかも重要なポイントです。同じ製品であっても、無料プランと有料プランではサポート体制が異なる場合があります。
操作でわからないことがあったときやトラブルが起こった際に、サポートがないと何日も業務が止まったり、最悪の場合ツールに蓄積されたデータが消失する可能性もあるでしょう。万が一の事態に対応できるよう、必ずサポートの内容について確認することをおすすめします。
シンプルな操作性で簡単に利用できるか
タスク管理ツールを選ぶ際は、シンプルな操作性で簡単に利用できるかについても確認しましょう。複雑な操作が必要なツールを選んでしまうと、社内に浸透するまでに時間がかかるだけでなく、操作を覚えるまでの学習コストがかかります。
デジタルツールを利用したことがない人でも簡単に使いこなせるよう、直感的な操作で利用できるものを選ぶことが大切です。
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【チーム向け】無料で使えるおすすめタスク管理ツール6選
チーム向けのタスク管理ツールは、コミュニケーション機能やスケジュール管理がしやすいものが人気です。プロジェクトやチームに合わせて、最適なツールを選びましょう。
経営支援クラウド「Suit UP」
経営支援クラウド「Suit UP」は、チーム内の業務を見える化してタスクの一元管理ができるツールであり、表計算ソフトのような操作性で、誰でも簡単に利用できるよう工夫されています。
また、タスク管理の分析機能があるため、チーム内のタスクの進捗やタスク数の推移などを可視化できてチーム内で最適なタスク管理が実現します。30日間の無料トライアル期間があるため、操作性を試してから導入できる点もポイントです。
提供元 | 株式会社スーツ |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 【スタータープラン】 【スタンダードプラン】 ※30日間の無料トライアルあり |
機能・特徴 | タスクの「見える化」、定型タスク、期限通知、タスク雛型、組織図の設定、スタッフの登録、定例会議の設定、コミュニケーションツールとの連携、タスク分析など |
URL | 公式サイト |
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jootoは、今やるべきことを見える化できるタスク管理ツールで、付箋を貼ったり剥がしたりするように直感的なタスク管理が行えます。個人のタスクとチームのプロジェクトのどちらもひと目でわかりやすく、進捗管理にも便利です。
また、ChatworkやSlackなどのコミュニケーションツールとの連携もできます。無料版ではメンバーは4人まで、データ上限100MBなどの制限があるため、人数が多いチームや大きなプロジェクトで利用したい場合は、有料プランがおすすめです。
提供元 | 株式会社 PR TIMES |
初期費用 |
|
料金プラン | 【基本料金】
【スタンダードプラン】
【エンタープライズプラン】
タスクDXプラン:要問い合わせ |
導入実績 | 有料導入企業者数約1,900社(2024年1月時点) |
機能・特徴 | タスク管理機能、進捗管理機能・ガントチャート、予定と実績の数値管理機能、プロジェクト横断管理機能 コミュニケーション機能、外部連携機能、データ共有機能・ファイル管理機能など |
URL | 公式サイト |
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Jootoの資料請求はこちら>>backlog
backlogはweb制作会社や広告代理店、新聞社などさまざまな業種で導入されているタスク管理ツールです。ガントチャートでメンバーの作業状況がひと目で確認できます。ファイルの共有もできるため、チームでの仕事がスムーズに進められるでしょう。
登録をすれば、すべてのプランが30日間無料で利用できます。実際に試した上で、どのプランにするかを選べるのもうれしいポイントです。基本的な操作や活用方法をレクチャーする無料のオンラインセミナーも開催しているので、はじめて導入する方でも安心して利用できます。
提供元 | 株式会社ヌーラボ |
初期費用 | 無料 |
料金プラン |
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機能・特徴 | ガントチャート、カンバンボード、ファイル共有、Wiki、バーンダウンチャート、Git/Subversion、IPアドレス制限、2段階認証など |
URL | 公式サイト |
Trello
Trelloは、タスクのひとつひとつをカードで管理し、付箋を貼る感覚で操作できるツールです。
カードを貼るボードは無制限に作れるので、チーム全体のものと個人のものを分けて管理が行えます。無料範囲でも利用人数に制限はなく、機能のほとんどを利用することが可能です。
提供元 | Atlassian Pty Ltd |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | FREE:無料 STANDARD
PREMIUM
ENTERPRISE
|
機能・特徴 | ボード・リスト・カードを使用したタスクやプロジェクトの管理、チェックリスト、タスクのタイムライン、外部アプリとの統合など |
URL | 公式サイト |
asana
分かりやすいデザインと簡単な操作性で人気なのがasanaです。多様な表示形式で、好みに合わせてカスタマイズも行えます。タスクごとに優先度や進捗などの情報が表示されるため、進行状況の把握がしやすく、リスケジュールも柔軟に対応可能です。
コメント機能などでコミュニケーションも取りやすく、チーム一丸になってプロジェクトに臨めます。有料版では各メンバーの作業量が分かる機能もあり、タスクの再配分がしやすいのも特徴です。
提供元 | Asana, Inc. |
初期費用 | 無料(個人および小規模チーム向けのプラン) |
料金プラン | Personal:無料 Starter
Advanced
|
機能・特徴 | プロジェクトビュー、カスタムフィールド、ガントチャート、タイムトラッキング、ポートフォリオ、レポートダッシュボードなど |
URL | 公式サイト |
Wrike
Wrikeは、世界で2万社以上が利用しているタスク管理ツールで、プロジェクトに必要な情報の一元管理が行えます。分析機能が充実しており、同時進行でタスクの進行状況を高度に分析できます。
無料版でもユーザー数は無制限で、タスク管理に必要な基本的な機能を利用可能です。ただし、操作性はやや難易度が高いため、慣れるまでに時間がかかるメンバーが出てくる可能性もあるでしょう。
提供元 | Wrike, Inc. |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン |
|
機能・特徴 | ダッシュボード、クロスタグ、機能統合、校正、ガントチャートなど |
URL | 公式サイト |
【個人向け】無料で使えるおすすめタスク管理ツール4選
個人のタスク管理におすすめのツールを紹介します。それぞれの特徴や料金などを比較して、自分に合っているものを選んでみてください。
Todoist
Todoistは、全世界で4,200万人以上に利用されているタスク管理ツールで、シンプルな画面で直感的に操作できるのが特徴です。
GoogleカレンダーややGメールをはじめ、ファイル共有や音声アシスタントツールなどさまざまなツールと連携できます。また、IFTTTなどと連携することで、タスク管理を自動化することも可能です。無料プランでは、プロジェクトを5件までしか追加できないため、必要に応じて有料プランも検討するとよいでしょう。
提供元 | Doist Inc. |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | beginner:無料 Professional
business
|
導入実績 | アプリダウンロード数3,000万件以上(2024年1月時点) |
機能・特徴 | クイック追加、リマインダー、80以上の連携機能、ラベル、フィルター、各種テンプレートなど |
URL | 公式サイト |
Evernote
Evernoteは、紙に書くようなイメージでタスク管理ができるメモアプリです。テキストだけでなく、画像や動画、webページを貼り付け、情報を一ヶ所に集約して管理が行えます。データはクラウド上で管理するため、別のデバイスでも確認可能です。
無料のプランでは、50件までのノート作成が行え、アップデート容量はひと月あたり60MBまでとなっています。そのため、動画などを頻繁に活用する人は有料版がおすすめです。
提供元 | Evernote Corporation |
初期費用 | 無料 |
料金プラン | FREE:無料 PERSONAL
PROFESSIONAL
TEAMS
|
機能・特徴 | ノート取り、AI機能、Webクリッパー、ドキュメントスキャナ、タスク、カレンダー、検索など |
URL | 公式サイト |
Notion
情報を一括管理できるNotionは、ビジネスはもちろん、プライベートにも利用しやすいタスク管理ツールです。テンプレートが豊富にあり、仕事から買い物リストまで、さまざまなシーンに合わせたタスク管理が行えます。
無料版では、共同編集できるゲストの人数が10人まで、アップデート容量が1ファイルにつき5MBまでとなっています。有料プランと比較すると機能の制限はあるものの、個人で利用する範囲であれば十分活用できるでしょう。ただし、サポートを利用したい場合は有料版の利用を検討してみてください。
提供元 | Notion Labs Inc. |
初期費用 | 無料 |
料金プラン |
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機能・特徴 | タスクの並び替え、タスクの抽出、管理画面のカスタマイズ、チーム連携など |
URL | 公式サイト |
エクセル
使い慣れたツールを利用したい人におすすめなのがエクセルです。シートにタスクと内容、納期などを入力するシンプルな方法でタスク管理ができます。プルダウン機能や色分けを活用して「対応中」や「完了」など、進捗状況の把握も可能です。無料テンプレートも多くあり、コストを抑えて利用できるのも大きな魅力です。
提供元 | Microsoft |
初期費用 | 無料 |
料金プラン | 無料 |
機能・特徴 | 関数やマクロ、グラフ作成など |
URL | 公式サイト |
▷タスク管理表をエクセルで作成する方法とは?項目やテンプレートを紹介
無料・有料のタスク管理ツールの違い
無料と有料のタスク管理ツールには、主に以下のような違いがあります。
- ユーザー数
- ストレージ容量
- 管理できるタスク数
- プロジェクト管理機能
製品によって違いはあるものの、無料で利用できるツールの多くはユーザー数や登録できるタスク数などが制限されています。そのため、大規模なチームで利用する場合は有料版を利用するのがおすすめです。有料のツールを利用する際は、無料で使用できるお試しプランが用意されているかをチェックしてみてください。
無料で利用できるタスク管理ツールでも機能は豊富に搭載されている
タスク管理は仕事を効率的に進める上で欠かせないものです。とくにチームの場合は、お互いの進捗状況が把握できるなど、チーム全体の業務改善にもつながります。ツールを活用することで、数多くのタスクを効率よく管理することが可能です。
無料のタスク管理ツールでも基本的な機能は利用できるものが多いので、業務内容やメンバービジネスの規模に合わせたツールを選択しましょう。
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