【2024年最新】Web面接ツール9選を比較|無料製品や選び方のポイント
在宅勤務の普及に伴い実施する企業が増加している「Web面接」。導入を予定していても、どのようなツールを選べばよいか悩んでいる企業も多いのではないでしょうか。本記事では、Web面接ツールおすすめ9選の比較や、選び方のポイントを詳しく解説します。無料で利用できるツールも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
Web面接ツールとは?
Web面接ツールは、インターネットを活用し、Web上で面接するための機能を備えたツールです。ビデオ通話機能のほかに、評価機能や応募者管理機能などが搭載されています。
面接をオンラインで行えるため、感染症流行時や遠隔の方との面接の際にも役立ちます。Web面接ツールは、企業と求職者のいずれにもメリットのあるツールといえるでしょう。
Web面接ツールの選び方のポイント
Web面接ツールの選び方のポイントは、以下のとおりです。
- 必要な機能は備わっているか
- 画質・音声の質は高いか
- 誰でも容易に操作可能か
- アプリのインストールは不要か
- セキュリティ対策は十分か
それぞれ詳しくみていきましょう。
必要な機能は備わっているか
Web面接ツールを導入する際は、以下の必要な機能が備わっているか確認しましょう。
- 管理機能
- 録画面接機能
- 資料のダウンロード&共有機能
- メモや評価ができる記録機能
- チャット機能
- スケジュール管理機能
Web面接ツールは、さまざまな機能が搭載されていますが、自社の目的に適したものを選ぶ必要があります。
適当にツールを導入すると、必要な機能が備わっていなかったり、不要な機能が搭載されていることがあるため、コストを無駄にしてしまいます。
Web面接ツールを導入する際は、あらかじめ自社の導入目的や必要な機能を洗い出しておきましょう。
画質・音声の質は高いか
Web面接ツールを導入する際は、画質と音質に優れたものを選びましょう。
Web面接は、オンラインでのやり取りを行うため、画質や音声の質が低いと、適切なコミュニケーションをとることが難しくなります。また、人事の面接においては相手のことがよくわからず、適切な採用可否の判断がしにくくなるでしょう。
そのため、導入するツールの使用感を確認し、画質や音声の質に問題がないか確認しておく必要があります。
費用はどのくらいかかるのか
Web面接ツールの料金体系は、月額固定制や従量課金制のスタイルが一般的です。
高度な機能を要するものほど費用は高くなるため、何も考えずにツールを導入すると無駄なコストが発生する可能性があります。
自社に必要な機能を洗い出したうえで、ツールを選ぶ必要があるでしょう。
誰でも容易に操作可能か
Web面接を導入する際は、誰でも容易に操作可能であるかも一つの基準になります。
ソフトのインストールやアカウント情報が必要となるツールは、準備に手間がかかることから求職者に敬遠されてしまう可能性があります。ツールを導入する際は、自社だけではなく、求職者も使いやすい直感的なツールが望ましいでしょう。
そのためWeb面接ツールは、会議室のURLを送付するのみで、求職者が会議に参加できるものがおすすめです。また、画面設計がシンプルで直感的な操作ができるものも、双方が使いやすいツールといえます。
アプリのインストールは不要か
Web面接ツールには、ブラウザのみで完結するものとアプリケーションをインストールする必要のあるものがあります。
インストール不要であれば、求職者はアプリケーションをインストールする手間が省けます。また、ツールを選ぶ際はアカウント登録が不要なものを選ぶと良いです。ツールを利用するまでの負担を減らすことで、採用活動を円滑化できるでしょう。
セキュリティ対策は十分か
Web面接ツールを選ぶ際は、セキュリティ対策が万全であるかも確認しましょう。
たとえば、オンラインで面接を行う場合、悪意のある第三者からやり取りを盗聴される可能性があります。その際、面接で利用する映像や音声データが暗号化されていれば、対策可能です。
企業と個人の情報を適切に保護するためにも、セキュリティ対策が十分にとられているツールを選定しましょう。
Web面接ツールおすすめ8選比較
Web面接ツールを導入するうえで、「種類が多すぎてよくわからない」と悩みをもつ企業も多いでしょう。
ここでは、おすすめのWeb面接ツールを8つ紹介します。
1.i-web LIVE
採用担当者が選ぶNo.1採用管理システムに選ばれた、Web面接ツールです。
リクナビやキャリタス就活などの大手媒体とリアルタイム連動ができ、最新の企業の情報をタイムラグなしで求職者に届けられます。また、普段から応募者の情報を管理しているシステム上での面接が可能であるため、採用担当者は、新たにシステム操作を覚える必要がありません。
採用活動におけるすべてのフローをツール一つで完結できるため、採用業務を効率化したい企業に最適です。
提供元 | 株式会社ヒューマネージ |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
導入実績 | 1,900社以上 |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
2.playse. web面接
オンラインで会社説明会や面接が行えるWeb面接ツールです。
採用活動における面接のほかに、応募者の管理や会議スケジュールの調整などが行えます。また、アプリケーションのインストールが不要であり、手持ちのデバイスからブラウザへアクセスして面接が可能です。
そのほかにも、録画機能や動画選考など、採用活動を効率化するための機能が多数搭載されています。
提供元 | 株式会社manebi |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
3.インタビューメーカー
株式会社スタジアムが運営する、Web面接に特化したツールです。
オンラインで面接を行うための基本機能が搭載されているほか、書類選考に代わる新しい採用方法で利用できる録画面接機能があります。録画面接は、企業が事前に用意した質問に対して、応募者が動画で回答する機能です。文面ではわかりづらい表情や性格などの情報を採用活動に活かせます。
また、画面設計がシンプルで簡単に操作できるため、ITツール初心者でも問題なく利用できるでしょう。
提供元 | 株式会社スタジアム |
初期費用 |
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料金プラン |
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導入実績 | 2,700社以上 |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
4.harutaka
オンラインの面接を円滑に行えるようサポートするWeb面接ツールです。
エントリーシートの代わりに動画を提出してもらうエントリー動画機能をはじめ、複数の機能が搭載されています。文面では得られない応募者の情報を補える点が強みといえるでしょう。
また、リマインダー機能がある点も大きなメリットといえます。大学生が応募者の場合、複数の企業を受けている可能性が高く、自社の面接や書類提出日を忘れてしまうことがあります。そこでリマインダー機能を活用すれば、メールが自動で送信されるため、応募者のサポートが可能です。
より質の高い採用活動を行いたい企業に向いているでしょう。
提供元 | 株式会社ZENKIGEN |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
5.SOKUMEN
人材派遣会社の利用に特化したWeb面接ツールです。
アプリケーションのインストールとログインが不要で、企業から送られてくるURLをクリックするだけで、面接に参加できます。
求職者に派遣登録や雇用登録をさせるための電子契約機能や、独自のSMS送信機能が備わっていて、人材派遣の採用業務を効率化することが可能です。
そのため、面接人数の多い人材派遣会社におすすめのツールといえるでしょう。
提供元 | 株式会社マルジュ |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン |
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導入実績 | 600社以上 |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
6.どこでも面接
日程調整の手間を省き、応募者にすばやくアプローチをかけられるWeb面接ツールです。
面接担当者一人ひとりのスケジュールを直接登録でき、応募者の予約カレンダーへ自動反映できる機能が特徴です。Web面接の予約が完了すると、案内メールが自動送付されるため、採用活動の工数を大幅に削減できます。
予約URLをメールで送信し、応募者が面接日を予約したあと、ワンタップでWeb面接を開始できます。そのため、ITツールの操作に不安な方も安心して利用できるでしょう。
提供元 | スピンシェル株式会社 |
初期費用 |
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料金プラン |
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機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
7.FACEHUB
あらゆるDX化を支援するビデオ通話プラットフォームです。
インストールやアカウントが不要で利用できるため、登録にかかる負担とアカウント管理の負担軽減が可能です。
また、ビデオ通話URLを作成して相手に共有すると、お互いにURLをクリックするのみで簡単にWeb面接を開始できます。複雑な操作が不要なため、ITツールの利用が苦手な企業におすすめです。
通信には、暗号化やUDPを用いた通信方式などが採用されているため、セキュリティレベルも高く安全に利用できるでしょう。
提供元 | FacePeer株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 10,000円〜/月/1ライセンス |
導入実績 | 2,300件以上 |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
8.HireValue
録画面接機能やライブ面接機能など、Web面接のための豊富な機能が搭載されたツールです。
プログラミングテスト機能やAIアセスメント機能など、独特な機能が搭載されている点が大きな特徴です。
プログラミングテストでは、ソフトウェアエンジニア系候補者の記述したコンピュータープログラムの優劣を自動判定できます。そのため、より優秀なITエンジニアを採用したいと考える企業におすすめといえるでしょう。
提供元 | 富士通Japan株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
導入実績 | 800社以上 |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
【無料】おすすめWeb面接ツール
Web面接ツールには、無料で利用できるものもあり、費用を抑えてWeb面接を行いたい企業におすすめです。
ここでは、無料で利用可能なおすすめのWeb面接ツールを紹介します。
BioGraph
目的に応じて必要な機能が利用できるWeb面接ツールです。
応募者との面接までの日程調整から管理までを一元管理できるほか、利用登録不要でスマートフォンで簡単に面接が行えます。そのため、採用担当者と応募者の両方にメリットのあるツールといえるでしょう。
ライブ面接やスケジュール管理、応募者管理など採用活動で必要な機能を備えた無料トライアルが利用できるため、ぜひ検討してみてください。
提供元 | 株式会社マージナル |
初期費用 |
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料金プラン |
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機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
Web面接ツールを活用するメリット
Web面接ツールを活用するメリットは、以下のとおりです。
- 採用活動の範囲を広げられる
- 採用活動を効率化できる
- 面接実施にかかる費用を削減できる
- 面接内容を記録できる
それぞれ詳しくみていきましょう。
採用活動の範囲を広げられる
Web面接ツールの導入により、採用活動の範囲を広げられます。
対面での面接を行う場合、沖縄から北海道の企業へ面接を受けようと考える方は少ないでしょう。
Web面接ツールの導入により、インターネット環境さえ整っていれば、物理的な距離を気にせずに採用活動が行えます。
居住地から離れた企業の面接を受けることができるため、応募数の増加にも期待できます。その結果、自社に適した人材を採用できる可能性が高まるでしょう。
採用活動を効率化できる
Web面接ツールの導入により、採用活動の効率化に期待できます。
とくに、採用人数が多数となる新卒採用の場合は、スケジュール調整や会議室の予約など、採用活動における業務の負担が増大するでしょう。
Web面接ツールでは、スケジュール調整ができる機能が搭載されているほか、会議室などの確保が不要です。
また、遠方に在住する求職者との面接も行いやすいため、採用期間の短縮も実現します。
面接実施にかかる費用を削減できる
面接を対面で行う場合、会場設営にかかる費用や交通費などのコストが発生します。また、遠隔地から訪れる求職者に交通費や宿泊費を一部支給するケースもあるでしょう。
面接をする人数が多いほど、会場設営費や交通費のような採用活動におけるコストは増大します。
Web面接ツールの導入することでオンラインでの面接が可能となり、会場設営費や交通費などかからないので大幅な費用削減が可能です。
面接内容を記録できる
Web面接ツールは、会議の内容を記録できる録画したり、求職者が投稿した画像や動画を保存することが可能です。対面の面接では、会議でのやり取りが記録されません。そのため、何らかの理由で欠席した場合に、あとから内容の確認をするための手間が必要となります。
Web面接ツールを導入し、面接内容を記録しておけば、あとから簡単に内容を把握できます。同席できなかった担当者が内容を確認できるだけではなく、社内で共有することも可能です。
そのため、お互いが納得のいく評価を出すことができるでしょう。
Web面接ツールを活用する際の注意点
Web面接ツールを活用する際は、以下の点に注意しましょう。
- 必要な周辺機器を準備する
- 通信環境の良い場所で活用する
- 身だしなみを整える
- 適切なタイミングではっきりとした反応を示す
それぞれ詳しくみていきましょう。
必要な周辺機器を準備する
オンラインで面接を行う場合、基本的にはカメラを用いたIP電話のツールを活用することが一般的です。
そのため、Web面接ツールを活用する際は、以下の周辺機器を必ず揃えましょう。
- カメラ内蔵のPCまたは、取り付けカメラ
- マイク内蔵のPCまたは、スピーカー
- ビデオ通話が可能なツール
とくに、ヘッドホンとマイクが一体のヘッドセットを利用する場合、プラグの規格に応じてヘッドセット用の変換アダプターが必要となる場合があります。
また、面接はなるべく明るい場所で実施する方が求職者からの印象はよくなります。明かりが十分に確保できる場所がない場合は、リングライトを設置するのも一つの方法です。
通信環境の良い場所で活用する
Web面接は、通信環境の良い場所で活用しましょう。
オンライン上でやり取りすると、通信環境が安定せずに映像や音声に影響を及ぼすことがあります。通信環境が悪ければ相手の言葉の意味が理解できなかったり、企業からの質問内容が伝わらなかったりなどのトラブルが生じるでしょう。
そのため、有線でLAN接続をしたり、事前に企業内でネットワークの問題がないか確認するなどの対策を講じる必要があります。
身だしなみを整える
相手が目の前にいないオンライン面接では、服装が乱れやすい傾向にあります。
しかし、カメラ越しであっても相手の服装や態度は見えることがあるため、気が緩んでいる場合は注意が必要です。
面接の際は、企業の印象が悪くならないように、相手に失礼のない身だしなみで臨むようにしましょう。
適切なタイミングではっきりとした反応を示す
相手の顔周りしか見えないオンライン面接では、コミュニケーションが取りづらいのが難点です。そのため、対面での面接と同様の反応では、コミュニケーションがうまく取れない可能性があります。
オンラインでの面接時に良好なコミュニケーションを築くためには、相手の話を聞いていることがわかるように相槌を打つなど、適切なタイミングで反応を示す必要があるでしょう。
また、画面に目を向けていると目線が合わないため、カメラに目線を向けるようにすることも重要です。
おすすめWeb面接ツールを比較し自社に最適な製品を導入しよう
企業の採用活動の幅を広げたい場合や採用業務の効率化を図りたい場合は、Web面接ツールの導入がおすすめです。
導入する際には、必要な機能やセキュリティ対策が十分であるかなどの観点から検討する必要があります。また、Web面接ツールを導入する場合は、必要となる周辺機器の準備や通信環境を整えておくことが重要です。
自社に導入するWeb面接ツールについて悩んでいる場合は、本記事で紹介したツールを比較し、最適な製品を導入しましょう。
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