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【2024年最新】社内SNSツール10選比較!選び方やメリット・目的を紹介

2023/09/02 2024/01/09

社内SNSツール

おすすめの社内SNS

社内外のコミュニケーションの活性化に役立つ「社内SNSツール」。リモートワークの推進等から普及がすすみ、導入企業も増加傾向にあります。本記事では、社内SNSツールおすすめ10選を比較し、選び方や目的、メリット・デメリットとあわせて紹介します。

社内SNSとは?

社内SNSとは、企業に所属する社員間で利用するSNSのことです。社内SNSを通じて社員間のコミュニケーションを活性化し、相互理解や社員満足度の向上、部署を問わないナレッジ共有などを実現できます。

コミュニケーション不全によるメンバー間の不和を予防し、業務効率の低下を解消することも可能です。社内SNSにより労働環境が改善することで、サービスの質や業務効率の向上効果も期待できるでしょう。

社内SNSツール導入の目的

ここでは、社内SNSツールを導入する2つの目的について解説していきます。自社の課題と照らし合わせると、解消に役立つかの目安にもなるでしょう。

社内の情報をスピーディーに共有・伝達するため

社内SNSツールを導入すると、情報共有や伝達のスピードを上げることができます。メールや電話でのコミュニケーションの場合、メールが埋もれてしまう、電話に出られないなどの理由から情報共有が滞るケースがあります。

しかし、社内SNSであれば必要なメンバーにリアルタイムで重要な情報を伝達可能です。不通や行き違いなどなく、スピード感を持った情報共有を実現できます。迅速な情報共有・伝達ができると、業務の効率化にも寄与するでしょう。

コミュニケーションを活性化させるため

社内SNSを活用することで、組織全体の交流を活性化できます。面と向かっての相談が難しい場合も、社内SNSを使うことでコミュニケーションの難易度を低くできるでしょう。

ツールを導入していない状態では、部署間でコミュニケーションをとる時間や機会がなく、人間関係が閉鎖的になりがちです。横断的な交流を促す意味でも、社内SNSが効果を発揮します。担当部署外の社員ともコミュニケーションがとれ、情報や知識の共有に役立つのです。

社内SNSツールの選び方

社内SNSツールにはさまざまな種類があるため、いくつかの選定基準をもって選ぶことが重要です。ここで紹介する3つの選定ポイントを参考にしてみてください。

搭載されている機能が充実しているか

社内SNSに搭載されている機能が充実しているかという視点は持っておきましょう。コミュニケーションを重視するのであれば、社員間のチャット機能はもちろん、必要に応じて音声・ビデオ通話機能があるとより便利です。

また、社内のデータベースとしても活用していきたい場合には、ストレージ容量の大きなツールを採用する必要があります。

社内SNSの用途や目的に応じて必要な機能を絞り、ニーズを満たす機能があるかを確認した上でツールの選定を行ってください。

操作性が高いか

SNSの利用に慣れていない社員もいる可能性もあるため、操作のしやすさはツールを選ぶ際の重要なポイントです。TwitterやFacebookなどを使っていない層でも、簡単に操作できるUI・UXであるかは重要でしょう。スマホで社内SNSを利用したい場合、小さな画面での視認性やモバイル特有の機能性にも目を向ける必要があります。

操作性の高いツールを選ぶことで社員への普及を促し、社内SNSの効果を最大限に享受可能です。

セキュリティ性が高いか

社内SNSには、業務上重要なデータがアップロードされるシーンがあります。機密情報の流出を防ぐためにも、可能な限りセキュリティ性の高いサービスを選ぶことが重要です。どの程度セキュリティ面に配慮しているかを確認した上でツールを選択しましょう。

具体的には、アップロードされるデータにセキュリティ保護がつくか、アクセス権限の設定などを細かく行えるかといった点が挙げられます。セキュリティ性の高い社内SNSを導入すれば、データ保全を強化するのと同時に社員が安心して利用可能です。積極的に社内SNSを活用するのであれば、セキュリティ面での安心感は必ず重視しましょう。

料金体系が適切か

大半の社内SNSは運用にコストがかかります。自社に合った料金体系かを確認し、予算の範囲内でサービスを選びましょう。多くは使用人数に応じて料金が加算されるため、どの程度の規模で使用するかを決めてコストの試算を行います。規模が大きいほど1ユーザーあたりの料金が安くなるなど、人数によって変わる料金体系にも注目して選んでください。

また、社内SNSには無料版を提供している製品もあります。無料ゆえに使える機能や人数が少ないこともあるため、理解して選ぶのが大切です。

社内SNSツール・アプリおすすめ8選比較

ここからは、おすすめの社内SNSツールとアプリを8つ紹介します。紹介した選び方を参考に、自社に適したツールを見つけてください。

1.Beat Shuffle

Beat Shuffleでは、トークルームなどのビジネスチャット機能からニュースフィード機能まで、さまざまな機能を搭載しています。全社お知らせ機能などもあるため、情報の周知にも役立てることが可能です。

提供元株式会社 Beat Communication
初期費用クラウド:無料
オンプレミス:要問い合わせ
料金プラン

■クラウド

  • ビジネス:540円/月
  • エンタープライズ1,200円/月

■オンプレミス

  • 要問い合わせ
機能・特徴
  • ニュースフィード
  • コミュニティ
  • 全社お知らせ

など

URL公式サイト

2.SKIP

SKIPでファイル共有を行うと、ファイルの中身が検索情報の対象となります。有用なファイルの内容が検索結果として出てくるため、添付したまま無駄になることがなくなるのです。メディア機能で社外の情報を手に入れることもでき、情報収集にも役立ちます。

提供元株式会社ソニックガーデン
初期費用30万円
料金プラン■SaaS(ASP)
  • ~200ユーザ:10万円
  • ~500ユーザ:20万円
  • ~1000ユーザ:30万円
  • ~2000ユーザ:35万円
  • ~3000ユーザ:45万円
  • ~4000ユーザ:60万円
  • ~5000ユーザ:70万円
  • ~6000ユーザ:80万円

■ 社内構築

  • 要問い合わせ
機能・特徴
  • ツリー型コメント
  • ファイル共有
  • メディア機能

など

URL公式サイト

3.RECOG

RECOGではビジネスチャットや投稿などの定番機能に加え、「レター」という特有の機能を搭載しています。レターを使うと、社員間で感謝の気持ちや賞賛を伝えることが可能です。コミュニケーションの良好化に寄与し、モチベーションアップ効果が期待できます。

提供元株式会社シンクスマイル
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
機能・特徴
  • レター機能
  • 投稿
  • トーク
URL公式サイト

4.ChatCo!

さまざまな料金プランを選べる社内SNSツールに、ChatCo!があります。予算規模に応じて最適なプランを選択でき、費用を最小限に抑えられるでしょう。コストパフォーマンスを特に重視する場合には、チェックしておいて損はありません。

提供元テラテクノロジー株式会社
初期費用30,000円
料金プラン■月額
  • 梅Lightプラン:5,480円(税込)/月
  • 梅プラン:9,800円(税込)/月
  • 竹プラン:19,800円(税込)/月
  • 松プラン:29,800円(税込)/月

■年額

  • 梅Lightプラン:65,760円(税込)/年
  • 梅プラン:10万8,000円(税込)/年
  • 竹プラン:21万8,000円(税込)/年
  • 松プラン:32万8,000円(税込)/年
機能・特徴
  • トーク
  • 投稿
  • 自動投稿
  • 導入サポート

など

URL公式サイト

5.ZONE

多彩な機能で社内連絡を効率化するのが、ZONEの魅力です。最大5つまでトーク画面を同時に開けるマルチウィンドウ機能を搭載し、社内でのやりとりを合理化します。一度に複数の相手と情報共有ができるので、さまざまな部署間の交流を促してくれるでしょう。

提供元株式会社SFIDA X
初期費用要問い合わせ
料金プラン■月額
  • ライト:560円/月
  • スタンダード:890円/月プレミアム:1,670円/月

■ 年額一括払い

  • ライト:500円/月
  • スタンダード:800円/月
  • プレミアム:1,500円/月
機能・特徴
  • マルチウィンドウ
  • ファイル管理
  • ノート

など

URL公式サイト

6.Linkit チャット

Linkit チャットは、シンプルな機能と安価な料金体系が特徴的なツールです。社内SNS機能をはじめ、IP電話も利用できます。文章に留まらないコミュニケーションを実現できるでしょう。ほかのLinkitシリーズと連携すれば、位置情報やエリア検索などの機能も活用できます。

提供元株式会社ACCESS
初期費用要問い合わせ
料金プラン無料版お試しプラン:無料
通常プラン:187円(税込)/月/1ID
機能・特徴
  • ビジネスチャット
  • IP電話

など

URL公式サイト

7.TUNAG

TUNAGでは、お互いの理解を深めるための機能が充実しています。自身をアピールできるプロフィール機能、感謝を伝えられるサンクスカード機能など、ユニークなものが豊富です。積極的に活用すれば、思わぬ交友関係の広がりも作っていけるでしょう。

提供元株式会社スタメン
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
機能・特徴
  • タイムライン
  • プロフィール

など

URL公式サイト

8.kintone

データベース機能とコミュニケーション機能を一元化できるのが、kintoneの利点です。アプリという形で必要な機能をカスタマイズし、社内SNSの枠を超えた働きを担います。特定の業務に関するやりとり向けに「スペース」を作ることで、関係者のみの会話空間も生成可能です。

提供元サイボウズ株式会社
初期費用無料
料金プラン■月額
  • スタンダードコース:1,575円(税込)/1ユーザー
  • ライトコース:858円(税込)/1ユーザー

■年額

  • スタンダードコース:19,404円(税込)/1ユーザー
  • ライトコース:10,087円(税込)/1ユーザー
機能・特徴
  • スペース
  • スレッド
  • コメント
  • メンション

など

URL公式サイト

【無料】おすすめ社内SNSツール・アプリ2選

ここでは、無料で使える社内SNSツールとアプリを2つ紹介していきます。できる限り費用を省きたい企業や、初めての導入なのでコストをかけたくない会社におすすめです。

Chatwork

Chatworkは、シンプルで使いやすい機能性が魅力の社内SNSツールです。SNS慣れしていない人でも簡単に使えるレイアウトとなっているため、年齢層を問わず利用できます。チャットや通話でのコミュニケーション以外にも、ファイル管理やタスク機能といった便利な機能が搭載されているのも特徴です。

提供元株式会社Kubell
初期費用0円
料金プラン

■月間契約

  • フリー:0円
  • ビジネス:924円(税込)/月/1ユーザー
  • エンタープライズ:1,584円(税込)/月/1ユーザー

■年間契約

  • ビジネス:770円(税込)/月/1ユーザー
  • エンタープライズ:1,320円(税込)/月/1ユーザー
機能・特徴
  • チャット
  • タスク
  • ファイル管理
  • 通話

など

URL公式サイト

Stock

業務に必要な情報やタスクの管理に役立つのが、Stockです。ストック式で情報共有ができるため、重要な業務情報が流れず見逃し予防に役立ちます。。誤削除防止や暗号化など、セキュリティ性に優れるのもメリットでしょう。

提供元株式会社Stock
初期費用無料
料金プラン

【ビジネスプラン】

■月々払い

  • フリープラン:無料
  • ビジネス5:3,278円(税込)/月
  • ビジネス10:4,928円(税込)/月
  • ビジネス20:8,228円(税込)/月
  • ビジネス30:13,640円(税込)/月

■年間一括払い

  • フリープラン:無料
  • ビジネス5プラン::2,178円(税込)
  • ビジネス10:3,828円(税込)/月
  • ビジネス20:7,128円(税込)/月
  • ビジネス30:12,540円(税込)/月

【エンタープライズプラン】

■月々払い

  • フリープラン:無料
  • エンタープライズ5:6,380円(税込)/月
  • エンタープライズ10:12,980円(税込)/月
  • エンタープライズ20:25,080円(税込)/月
  • エンタープライズ30:37,180円(税込)/月

■年間一発払い

  • フリープラン:無料
  • エンタープライズ5:5,280円(税込)/月
  • エンタープライズ10:10,780円(税込)/月
  • エンタープライズ20:21,780円(税込)/月
  • エンタープライズ30:32,780円(税込)/月
機能・特徴
  • 情報管理
  • タスク
  • メッセージ

など

URL公式サイト

社内SNSツールの主な機能

社内SNSツールには、いくつかの主要機能があります。ここで紹介する主要機能を参考に、自社に必要な機能を検討してみてはいかがでしょうか。

チャット機能

社内SNSツールにはメンバー間でメッセージのやり取りができるチャット機能が搭載されており、円滑にコミュニケーションをとることができます。

個人でチャットできる個別チャットから、関係者の複数人でグループを作成してチャットでコミュニケーションが取れるグループチャットなど状況や用途に合わせての利用も可能です。

また、チャットに対してのリアクション機能も搭載されているので、既読確認をスムーズにしたり手軽に意思疎通を図ることもできます。

ファイル共有機能

社内SNSツールのファイル共有機能を活用することにより、業務上必要なデータを社内SNS上にアップロードできスムーズな情報交換が可能です。やりとりをしながらデータを送信できるため、別途メールで送るといった無駄を省けます。

共有さえしておけば、あとからファイルを見返したいときにも便利です。社内SNSのファイル共有機能をうまく使うことで、情報の伝達や交換を効率化できるでしょう。

検索機能

検索機能を活用することで、過去にどの様な内容のチャットをしていたのかを遡って検索することができます。

チャットのキーワードやグループ、投稿時期などでの検索もできるので、欲しい情報にスピーディーにアクセス可能です。

タスク管理機能

社内SNSツール上で、自らの業務進捗や抱えている仕事を周知でき、メンバーのタスクについても細かく把握が可能です。

チーム内でタスク管理が行き渡ると、適切な業務の割り振りができます。手が足りていないところに人材を配置するなど、臨機応変な対応も素早くできるでしょう。社内SNSは単にコミュニケーションを促すだけでなく、タスク管理による業務の適正化にも寄与するのです。

社内SNSツール導入のメリット

社内SNSツールを導入することで、得られるメリットは大きく3つあります。本項で紹介する3つのメリットを参考に、導入検討に役立ててください。

コミュニケーションを促進・活性化できる

社内SNSというツールの性質上、コミュニケーションの活性化は大きなメリットの一つです。メッセージでの直感的な交流を実現し、良好な人間関係の構築・維持に役立ちます。

部署内に留まっていた交流関係を横断的に広げることも可能です。他部署とのコミュニケーションが活発になれば、企業全体のつながりを強化でき、社員のエンゲージメント向上も期待できるでしょう。

情報を円滑に共有できる

社内SNSツールを使えば、各種情報を円滑に共有できます。業務に必要な情報をSNS上にアップするだけで、チームメンバーに素早く共有できるでしょう。また、企業全体での共有事項があれば、投稿機能などを通じてすぐに周知することも可能です。

社内SNSを活用すれば情報の共有をスムーズに、なおかつスピーディーに行えるのがメリットです。共有したナレッジはツールから簡単に見返すことができ、ノウハウを蓄積する意味でも役立ちます。

働き方の多様化を促進できる

社内SNSツールを使うと、場所を問わないコミュニケーションが可能になります。リモートワークとも好相性で、働き方改革を促すことができるのです。在宅ワーク中でもオフィスにいるときと同じように交流でき、業務の停滞を防げます。

ネット環境さえあれば、いつどこからでも利用できるのが社内SNSの強みです。働き方の多様化がすすむ現代において、社内SNSツールが大きな役割を果たすでしょう。

社内SNSツール導入のデメリット

便利な社内SNSツールですが、いくつかのデメリットを押さえておく必要もあります。ここで紹介する3つのデメリットを参考に、導入を検討してください。

導入・運用に費用・手間がかかる

社内SNSを使うには、導入と運用にコストがかかり、ツールの使用方法を周知するなどの作業工数も必要になります。

企業にとって負担が大きくなる恐れもあるため、入念な事前確認が必要です。導入・運用にかかるコストを算出し、十分なリソースを割いてから採用しましょう。

SNS疲れになる可能性がある

社内SNSは交流を活発化させるツールですが、それが裏目に出ることもあります。「SNS疲れ」ともいえる現象で、社員が疲弊する要因になるかもしれません。公私を分けて考えている社員にとっては「業務時間中なのに交流しなければいけないのか」と感じてしまう恐れがあるのです。

SNS疲れを回避するためにも、社内SNSの利用を強制しすぎないのがベターです。投稿やコメントなどを義務化するのではなく、必要に応じて使うのが理想となります。SNSを使いこなせる人だけとは限らないため、利用機能を最低限にするといった工夫も必要でしょう。

プライベートに利用される可能性がある

一般的なSNSと混合してしまい、プライベートにまで社内SNSツールが利用される可能性がある点には注意が必要です。業務と関係のない会話が混在するほか、情報漏えいのリスクにもつながります。私用携帯からのアクセスを許可している場合、制限機能などでセキュリティを強化しなくてはなりません。

社内SNSツールが公私混同されない様、運用する上でのルールは設けておくなどの対応をしましょう。

おすすめ社内SNS・アプリを比較し目的にあった製品を導入しよう

本記事では、社内SNSツールの比較や選び方のポイントなどを紹介しました。社内SNSを活用することで共有する情報量が増え、コミュニケーションの活性化を図ることが可能です。

導入の際にはメリット・デメリットを比較するほか、費用対効果を鑑みて検討しましょう。

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ビズクロ編集部
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